アメリカのめっちゃスゴい女性たち

町山智浩

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838726462
ISBN 10 : 4838726465
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
191p;19

内容詳細

逆境こそ、またとないチャンスである。
女も男も、人種も生まれも関係ない、やる気と努力で栄光をつかんだ55人のワクワクする負けない人生!


レズビアンをカムアウトした、ハリウッドの才女、ジョディ・フォスター
乳ガンの予備切除、国連親善大使も務める、アンジェリーナ・ジョリー
オバマ当選に最も貢献した、テレビ界の超大物司会者
アメリカ空軍を率いる、世界初の女性指令官
ゼロックスをよみがえらせた、アフリカ系生え抜き経営者
「ミズ」という言葉をつくった、モテ系フェミニスト
『恋人たちの予感』で、コメディ旋風を巻き起こした脚本家
妊娠中にグーグルから引き抜かれた、ヤフーの新CEO
歴代大統領11人に、最前列で質問を続けたジャーナリスト ほか


<まえがきより抜粋>


この本は15年間アメリカに暮らした私が「スゴい!」「カッコいい!」と感動したアメリカ女性たち55人について書いたエッセイ集です。
ただ、ヒラリー・クリントンとかレディ・ガガとか、日本でも既によく知られている女性たちよりも、「もっと日本の女性にも知って欲しい」と思った女性たちを多めにしました。また、最初から恵まれている人よりも、多くの障害を乗り越えた人を多く取り上げました。女性というだけでなく、人種、民族、貧困、身体障害、親によって絶望的に未来を阻まれたが、
逆にそれによって誰よりも強くなった人々です。


現在、アメリカの企業の管理職の43%、役員の14%が女性です。世界的な巨大企業のトップにも女性は少なくありません。政治の分野では、オバマ大統領が史上かつてないほど積極的に女性を要職に起用し続けています。女性というだけでなく、少数民族が多い点も画期的でした。


アメリカがこうなるまでには多くの女性たちの長い戦いがありました。昔、女性は選挙権すら持っていませんでした。婦人参政権運動のデモを男たちが暴力で妨害したこともありました。人権を奪われた者同士ということで、女性たちは黒人奴隷制に激しく反対しましたが、男たちはその集会場も焼打ちにしました。結局、南北戦争で奴隷は解放されましたが、南部ではその後も人種隔離は続き、黒人の参政権は奪われたままでした。それに対して最初に立ち上がったのも一人の黒人の女性でした(本文ローザ・パークス参照)。女性たちは戦ってアメリカの歴史を変えてきたのです。そして今は、企業や政府のトップでアメリカを、世界をリードしています。


しかし、日本の企業の女性管理職率は11.1%。先進国でも韓国と並んで最低です。女性役員になると日本ではたったの1%、100人に一人しかいません。ああ、もったいない。本書にあるように、GMやペプシ、ゼロックスをドン底から救い、生まれ変わらせたのは女性経営者でした。低迷する日本企業の救世主となれる女性たちは、その才能を発揮することのないまま、どこかに埋もれているのでしょう。アメリカでは2016年にヒラリー・クリントンが史上初の大統領になることが濃厚な時代に。


男女に関係なく、決して負けない人々の人生は、人をワクワクさせてくれます。元気にしてくれます。だから映画と同じように、そのワクワクを日本の人たちに伝えたくて、この本を書きました。女性も男性も、読んでワクワクしてもらえるとうれしいです。


「その国が発展していくかどうかは、女性の扱い方を見ればわかる。
女性が高い教育を受け、女性が平等な権利を持っている国は前進するだろう」バラク・オバマ




【著者紹介】
町山智浩 : 映画評論家。コラムニスト。1962年東京生まれ。早稲田大学法学部卒。宝島社に入社。1995年に雑誌『映画秘宝』創刊。1997年渡米。現在カリフォルニア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かず さん

    ★★★★オーディオブック。世界にはたくさんの「めっちゃスゴい人」たちが雑草のように埋もれているんだろう。それはもちろん日本も同様。多くの有能な人材が、才能や努力を思う存分発揮できる社会になってほしい。

  • まつこ さん

    タイトルの『めっちゃスゴい』の意味が、感心するようなきちんとスゴい女性と、ちょっと引くようなスゴい女性と様々な『アメリカのめっちゃスゴい女性たち』でした。「やっていいかどうか許しを得るよりは、やっちゃってから赦してもらうほうが簡単」初めてバグを見つけたグレース・ホッパーさんの言葉が代表するように、バイタリティ溢れる人が多い。アメリカでは銃や戦争、差別がまだまだ色濃く残っている分、その中でも努力を惜しまず、強く歩んでいく人が多いのかもしれません。

  • Y さん

    読み進めていく内にこの本に出てくる女性は女性だからすごいというわけではないことがわかる。けれど、性別を理由に女性の社会進出を阻めることがないような世の中にしていくことが社会をよくしていく一番の方法なんだろうなとも思った。アメリカでもこの本に登場するような成功をした女性ばかりではないんだろうけど、それでもその成功のスケールの大きさとパワフルさに鬱屈していた気持ちが解放された。アメリカに対する漠然とした興味があったので、アメリカ在住の筆者だから書ける実際のアメリカ社会の一部分を垣間見れたようで嬉しい。

  • James Hayashi さん

    翻訳本ではない。著者が選んだ55人の女性をまとめたもの。知っているのは4分の1ぐらいで、あとは余り知る必要性を感じなかった。スゴいと思ったのはペプシコのインドラ・ヌーイ。彼女は保有していたKFC、ピザハット、タコベル(どれもジャンクフード)を放出しゲータレード、クエーカーオーツ、トロピカーナを買収とヘルシー戦略へ。コカコーラとの競争をやめ、独自の健康路線を打ち出したのは素晴らしい。14年初版だが今年米国大統領民主党候補の1人エリザベスウォーレンも掲載。

  • 明智紫苑 さん

    深澤真紀氏の『日本の女は、100年たっても面白い。』のアメリカ版。深澤氏の本では女性有名人たちを「アキンド女」と「サムライ女」に分類しているが、町山氏の本に登場する女性たちもまた「アキンド女」と「サムライ女」に分けられると思う。私は深澤氏の本では「アキンド女」に惹かれるが、町山氏の本では「サムライ女」タイプの女性たちの方に惹かれる。まあ、アメリカ=資本主義の結晶だから、女性有名人の主流派が「アキンド女」なのは仕方ない。だからこそ、なおさら「サムライ女」が魅力的なのね。

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人物・団体紹介

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町山智浩

1962年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。映画評論家。「宝島」「別冊宝島」等の編集を経て、95年に雑誌「映画秘宝」(洋泉社)創刊。その後アメリカに移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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