上機嫌な言葉366日 文春文庫

田辺聖子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167913755
ISBN 10 : 4167913755
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
272p;16

内容詳細

「コセつかず、咎めだてせず、目を三角にしないこと」「相手の知らぬことをいうときは、羞じらいをもっていうべき」「男は犬に似ている」人生を面白く愉しむ達人・お聖さんのチャーミングな言葉366。白黒つけない曖昧な部分にこそ宿るオトナの智恵が、硬い頭と心を解きほぐしてくれる。人生で一番すてきなものは、上機嫌!

目次 : 一月 人生をおいしくする/ 二月 愛するものを一つでも多く持っているということ/ 三月 いそいそとする/ 四月 面白がる/ 五月 気をとり直す、という才能/ 六月 幸福の味わい/ 七月 上機嫌はいちばん/ 八月 ロマンチックというのは/ 九月 言葉の魔法/ 十月 夢をあきらめない/ 十一月 毎日の楽しさ、というもの/ 十二月 人生のタカラモノ

【著者紹介】
田辺聖子 : 1928年大阪生まれ。樟蔭女子専門学校国文科卒。64年「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」で芥川賞受賞。軽妙洒脱でユーモラスな小説を主体に歴史エッセイ、評論など幅広く活躍。87年「花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女」で女流文学賞、93年「ひねくれ一茶」で吉川英治文学賞、94年菊池寛賞受賞。95年紫綬褒章受章。98年「道頓堀の雨に別れて以来なり」で泉鏡花文学賞、井原西鶴賞、99年読売文学賞受賞。2000年文化功労者。03年「姥ざかり花の旅笠―小田宅子の『東路日記』」で蓮如賞受賞。「田辺聖子全集」(全24巻・別巻1)の完結により、06年度朝日賞を受賞。08年文化勲章受章。19年6月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • momo さん

    田辺聖子さんの作品から抜粋された素敵な言葉の数々。ふっと笑みがこぼれたり、「そうそう!」と頷いたり。【人生で上機嫌は一番素敵なもので砂の中の金のようなものだと思っている】【いい友達を持っている、いうのが人間の一番のお手柄や思うわ】【笑うこと。毎日笑える何かを見つけるか作ること】読み終わった後は、何だか心が柔らかくなって優しい気持ちになった。

  • くろうさぎ さん

    作品名は、あれこれ知ってはいたものの、どれも未読だったので、いいとこ取りのようなこちらの作品を読んでみました。「はずみごごろ」というまえがきも、またいい。活字も大きくて読みやすく、さらっと読めてしまうけれど、限りある人生…同じ生きるのなら機嫌よく楽しく生きるのがいいに決まってますね。本と共に過ごすことも幸せで、10月28日の言葉に共感する。そして、8月15日の言葉が深い。なかなかできないけど、やり遂げられたら素晴らしいことだと思います。366の言葉に倣い、日々、気を取り直しつつ機嫌よく過ごしていきたいな。

  • miu さん

    田辺聖子366の言葉。これだけ集めると田辺聖子の人柄がよーくわかる。いつも機嫌がよくてチャーミング。かわいい人だなぁ。恋愛に関する言葉の数々に、古さを全く感じないのがすごいところ。あと、自分に惚れなさいという言葉にぐっときた。とにかく笑って笑って上機嫌が一番。今年のテーマはこれでいこう。

  • riviere(りびえーる) さん

    著者2冊目。2019年の今日6月6日が命日だったと知り読んでみた。数年前に『ジョゼと虎と魚たち』の映画をみたのがきっかけで著者に興味を持つようになった。「人生でいちばんいい言葉は、〈ほな〉である。」という調子の、いろいろあっても上機嫌で生きてきただろう軽やかな言葉集。

  • きいろ さん

    私は特に「十二月十四日」の言葉にハッとさせられ、「十二月二十九日」の言葉をじっくり噛み締めました。読み返すたびに刺さる言葉が変わりそうで、そんな自分の変化も楽しめそうな1冊でした。

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田辺聖子

1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。63年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、88年、『花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女』で女流文学賞、93年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、94年、菊池寛賞を受賞。98年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞

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