時を超える影 1 ラヴクラフト傑作集 ビームコミックス

田辺剛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047352889
ISBN 10 : 4047352888
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
176p;19

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    ボディ・スナッチャーものの名作。ボディ・スナッチャーというと大体の作品が侵略の恐ろしさを描いているが、本作に限ってはそこは希薄でむしろこちらと向こうの宇宙観が中心となっている。コズミックホラーとしては至上の出来。で漫画化されたわけですが、絵に関しては今までの作品同様満足の一言。「イスの大いなる種族」の描写はもちろんの事ながら、彼らの暮らす都市の様子、特に建物の描写はまことに素晴らしい。表紙がパルプフクション風になっているのも高ポイントである。下巻で描かれるであろう廃都も、否が応でも期待が高まるなあ。

  • sin さん

    いつもとはテイストの違う表紙だと思ったら、ああこれは!パルプマガジンと呼ばれたアスタウンディング・ストーリーズ誌1936年6月号に同作品がカバー絵になった際の、あの構図で描かれたものだわ。もとの絵がコミカルなタッチなので、そこを引き摺っているせいかアメコミ調に感じられる。原作は地味な感じだったと記憶しているが、田辺の描くラヴクラフトは、やっぱ最高に雰囲気がある。

  • ぐうぐう さん

    記憶喪失は、新たなる人格の誕生でもある。作中で二重人格は現在の医学で「人格の解離」と呼ばれていると説明されるが、それと記憶喪失を重ね、さらに異世界の生物による生体交換(いわゆるボディスナッチャー)へと飛躍する発想が、ラヴクラフトの凄さだ。これが1936年に発表された作品だという事実に打ちのめされる。妄想が妄想ではなく歴史であった時、精神は救われるのではなく崩壊へと向かうのは、人類の狭小さ、あるいは脆弱性を象徴しているのだ。

  • エル・トポ さん

    SFクラッシックのマンガ化。いや、絵が凄いわこれ。人物は表情が乏しくて(というかヘンに不自然なところがあって)あまり好きではないのだけど、異世界の描写がハンパない。ラヴクラフトは読んだことないけど、これを絵なしで読むのって想像つかない。試しに1冊だけ買ってみたけど、2冊目行きます。

  • わち ⊱^>ω<^⊰ฅ さん

    ラヴクラフトに関して全く予備知識の無い私。へんないきものシリーズのような、SF絵画集ぽさが魅力的な表紙。 興味津々ながらもコレ、漫画でしょ?漫画だよねぇ?と恐る恐る手に取る。コミカライズだったのね。 全編、日本語でお送りしていますがアメコミのようだ。 なかなか面白い。

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人物・団体紹介

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田辺剛

1975年、東京生まれ。2001年に『砂吉』でアフタヌーン四季賞審査員特別賞(審査員かわぐちかいじ)を、2002年にマクシム・ゴーリキー原作『二十六人の男と一人の少女』で第4回エンターブレインえんため大賞佳作を、それぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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