田丸公美子

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本

シモネッタの男と女

田丸公美子

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784163729008
ISBN 10 : 4163729003
フォーマット
：
本
出版社
：
文藝春秋
発行年月
：
2010年08月
発売国
：
日本
追加情報
:
２０８

内容詳細

シモネッタの名付け親である盟友との思い出、イタリア美容界の女王の素顔、ミラノっ子顔負けの和製カサノヴァの正体、ギリシア彫刻さながらの美男の逆玉の玉の輿の顛末…。イタリアの奥深い真の姿を描く６篇。

【著者紹介】
田丸公美子 : イタリア語会議通訳、翻訳業。広島県生まれ。東京外国語大学イタリア語卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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読書メーターレビュー

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  • さなごん さん

    読了日：2015/04/03

    男と女の話はとても濃厚でこれ一編で一冊の本になりそうな濃厚な話。最後のひとつは米原さんのこと。本人が書かなかった彼女の姿。最期はしんどそうで辛かった。

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    読了日：2015/02/21

    田丸さんのエッセイ。実話だけにイタリアの男女の生き方がリアルにわかって興味深い。いつもの笑はなくしみじみと読んだ。最終話の米原真理さんの話には深く感動した。お薦め

  • 豆ぽち さん

    読了日：2013/07/31

    日本とイタリアを行ったり来たりと、まさにワールドワイドな田丸女史。まるで小説読んでいるような、私の凡庸な生活とはとはかけ離れた日々を記したエッセイ。ですが、そこで生きる人々は毎日の生活をコツコツと重ね、人生の幸せも苦悩も全身で受け止めながら生きている。未だ見ぬ遠いミラノやフィレンツェの街も華やかな小説の舞台なんかじゃなく、地味で雑多な人間が暮らす生活の場所。どこで生まれてどこで生きていくのも、そこには人間の哀愁が漂いその無常を抱えて生きていかなければならない。

  • 野のこ さん

    読了日：2016/10/04

    イタリア語通訳の著者が出会った男女の半生。エッセイながらまるで小説のよう。イタリアの風習や人柄が個性豊かでくすっとわらったり、しんみりしたり。世界観が広がりました。あとシモネッタな彼女のセリフにも☆米原万里さんの章は素直で真っ直ぐであたたかい文章に胸打たれました。読んでて辛かったけど、読んでよかった。「坂」この気持ちを大切にしたいです。

  • nari さん

    読了日：2012/08/25

    著者の翻訳家人生で出会った人々。日本にはなかなかいなさそうなアクの強い人も多いのも楽しい。人生ってやはり諸行無常・盛者必衰なんだなと実感するほろ苦さも味わえます。最終話は米原万理さんとの交流を描いたもの。もともと米原さんのファンで、彼女の著書で田丸さんを知っただけに、彼女とのエピソードは興味深いものがありました。そして泣きました。

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田丸公美子

広島県生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。イタリア語会議通訳、エッセイスト（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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