K‐POPはなぜ世界を熱くするのか

田中絵里菜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784255012124
ISBN 10 : 4255012121
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
追加情報
:
240p;19

内容詳細

そのわけは5つのバリアフリーにあった。お金、時間、距離、言語、規制。BTSからNiziUまで。K‐POPの作り手たちに現地インタビュー。

目次 : 1 「世界を熱くする音楽」が生まれる国(常に「パリパリ」変わり続ける/ 国が整えたK‐POPのインフラ ほか)/ 2 誰にでも開かれているK‐POPの入口(「お知らせ」しない公式アカウント:SNS/ K‐POP特有のお祭り期間:カムバック ほか)/ 3 ファンが自ら「広報」に変わる仕掛け(推しのためだけに存在する共同体:ファンダム/ 世界をひとつにした動画コミュニティ:V LIVE ほか)/ 4 「K‐POPグループ」の作り方(デビュー前から完成型:練習生/ グループコンセプトの差別化:ストーリーテリング ほか)/ 5 K‐POPの未来(アイドルに求められるもの/ 高まる「公正さ」への意識 ほか)

【著者紹介】
田中絵里菜 : Erinam。1989年生まれ。日本でグラフィックデザイナーとして勤務したのち、K‐POPのクリエイティブに感銘を受け、2015年に単身渡韓。最低限の日常会話だけ学び、すぐに韓国の雑誌社にてデザイン・編集担当として働き始める。並行して日本と韓国のメディアで、撮影コーディネートや執筆を始める。2020年に帰国してから、現在はフリーランスのデザイナーおよびライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    著者は20代で韓国のCDデザインに惹かれ、2015年渡韓した。いまや音楽のジャンルを超えて「K-POP」という文化が、全世界に浸透した感がある。SNS、MV、衣装がコンセプトとなり、ファンが総攻チームでファンダムを形成する。BIGBANGのドーム公演を見たが、BTS・BLACKPINK・EXOなど世界中にファンが広がり、ポリティカル・コレクトネスへの意識も高まっている。思えばIMF危機で1998年金大中が国家の基幹産業にコンテンツ産業を掲げてから約20年経ち「パリパリ精神」が反映しているとも言える。

  • ニッポニテス的遍歴 さん

    ☆=4/5 活火山そのものとしか言い様がないK-POP文化についての分析。熱い! ファンたちの愛が高じて航空機1機丸ごと(機体から機内テーブルまで)推しの画像で埋め尽くした代物を空に放ったり、ファンたちが自費をかきあつめてタイムズスクエアに生誕祭広告出したり。そんな様を見てると、多分そのうち推しの生誕記念に宇宙創ってみた!なんて事件すら起こりうるなと思えてくる(『ユニバース2.0』思い出すな)。 現在のK-POPに勝てる対抗勢力があるとしたらおそらくそれは未来のK-POP以外にはありえない!

  • namahon さん

    K-POPの発展を、あまり音楽面に言及せずに紹介する一冊。人権よりビジネスや芸術などが重要視されてきた世界の話、とも捉えられるが、やはり日本とは少しずつ感覚が違っていて、面白い。特に3章で書かれるK-POPファンの熱意は尋常ではなく、誕生日などの契機に本人や事務所の許諾なしに街中に広告を打ったり、"ホムマ"と呼ばれる無許可のカメラマン?が存在していたり、海外に布教するための有志の翻訳チームがカルチャーそのものを支えていたり……、なんというか、ちょっと違和感のあるお隣の世界、という感じ。

  • ツン さん

    図書館本。本にあった通り間口が広すぎるおかげでkポに本気でハマったため、歴史や流れを学ぶために読んだ。最近の情報まで網羅されていてすごく良かった…!最近自国に誇りを持てなくなり、韓国いいなぁ〜〜〜としか思っていなかったけれど、この本で日韓それぞれのいいところ悪いところを知れたのが良かった。パワードバイコリアを今後も追っていきます!

  • ヘジン さん

    K-POPが世界を熱くする理由が読めば納得できる。既に完成形に思えるのに、さらに進化し続けるK-POPの今を総括した一冊。多様な魅力が挙げられているが、ファンの側も、与えられる感動をただ受け身に消費して終わるのではなく、さまざまな利他的な行動や社会活動に繋げているところが私はいいと思う。日本にいながらバリアフリーにK-POPにアクセスできる時代のありがたみを強く感じる。反面、高い要求水準から来るプレッシャーや、プライバシーの欠如で病まないよう、アーティストにはくれぐれもメンタルヘルスに留意してほしい。

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田中絵里菜

Erinam。1989年生まれ。日本でグラフィックデザイナーとして勤務したのち、K‐POPのクリエイティブに感銘を受け、2015年に単身渡韓。最低限の日常会話だけ学び、すぐに韓国の雑誌社にてデザイン・編集担当として働き始める。並行して日本と韓国のメディアで、撮影コーディネートや執筆を始める。2020

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