ビリービンとロシア絵本の黄金時代 ToBi selection

田中友子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784808711429
ISBN 10 : 4808711427
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
135p;26

内容詳細

19世紀末から20世紀初頭のロシアに、民衆が育んできた民話にインスピレーションを受け、絵本を作り始めた画家たちがいた。ここにロシア絵本の黄金時代が幕を開ける。なかでも最も輝いていたのがビリービンによるロシアの昔話絵本だった。100年前の貴重な絵本の挿絵や原画を収録。革命前のロシア絵本の最盛期に注目し、人々が見た夢の残像を追う。

目次 : 1 イワン・ビリービンの絵本世界―解説 イワン・ビリービンの生涯と作品(イワン王子と火の鳥と灰色オオカミ/ カエルの王女/ 鷹フィニストの羽根/ うるわしのワシリーサ/ マリヤ・モレヴナ/ 姉アリョーヌシカと弟イワーヌシカ/ 白いカモ/ サルタン王物語/ 金の鶏の物語/ 漁夫と魚の物語/ ヴォリガ)/ 2 ビリービンの絵本以外の仕事―解説 絵本以外のグラフィックデザインと舞台美術(絵葉書/ その他のグラティックデザイン/ 舞台美術)/ 3 ビリービンと同時代の絵本画家たち―解説 新しい表現手段に挑戦する画家たち(ヴィクトル・ヴァスネツォフ/ エレーナ・ポレーノワ/ セルゲイ・マリューチン/ ゲオルギー・ナールブト)

【著者紹介】
田中友子 : 京都府生まれ。京都芸術短期大学卒業後、全ロシア映画大学を卒業。ロシア児童文学・文化研究誌『カスチョール』の編集に携わるかたわら、『ブック・アートの世界』(水声社、2006)や『絵本の事典』(朝倉書店、2011)などの共著書でロシアの絵本文化を紹介(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 組織液 さん

    元からロシア民話やソーモフの挿絵などが好きだったので、非常に楽しめる本でした。西欧におけるジャポニズムは異文化を前にしての自省の意味が強かったのに対して、ロシアではビザンツ、トルコ、モンゴルなどの影響からくる「内なる東」を肯定的に確認する機会になったと…。ビリービンが北斎などの浮世絵から影響を受ける一方、日本のアニメや漫画もビリービンの絵から影響を受けているらしいので、全体的に日本人好みの絵が多い印象は感じました。また絵画自体ももちろん素晴らしいのですが、改めてロシア民話に興味が湧いてきましたね。

  • Sasacci さん

    先月末のJBBYのオンライン講座でロシア絵本に興味が沸いて借りてきた本。ビリービンの初期の作品、本当に素晴らしいな〜。解説も非常にわかりやすく、理解が深まった。

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