千曲川ワインバレー 新しい農業への視点 集英社新書

玉村豊男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087206845
ISBN 10 : 408720684X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
追加情報
:
235p;18

内容詳細

本作は「千曲川流域を活性化したい」「就農希望の若者やワイナリー開設を夢見る人の背中を押したい」という思いから著者が手がけた壮大なプロジェクト「千曲川ワインバレー」の全容を明らかにした一冊だ。
同時にプロジェクトを進めていく過程では、日本の農業が抱えている問題も明らかになり、本書ではそれを乗り越える展望にも迫った。
単なる指南書には収まりきらない、ワイン作りを通して日本再生への道筋を明らかにした一冊。

<目次>
はじめに―― いまはじまろうとしていること
【第一章】のどの渇く風景
ここにおいしいワインがある/温暖化が意味するもの/気の長い話/ワインバレー構想の発端
【第二章】ワインとサッカーの新時代
渋くて酸っぱい酒/狂気にも似た情熱が支えたワインづくり/日本のワインは戦争で生き延びた/赤玉ポートワイン/カリフォルニアワインの教訓/ワイナリーは海の近くにつくる/日本のワインがまずかった理由/世界基準へ/ワインは農産物である
【第三章】ワイン農家は新人類 
医者よりワイン/ワイナリーオーナーへの道/お爺さんがつくった石垣/農業者になる方法/寄り合いに出るということ/農業は辛くなければいけないのか/農地改革の後始末 /新人類続々登場
【第四章】フランス人はなぜワインを飲まなくなったのか 
南イタリアの赤い壁/ワインはブドウの漬物/キリスト教が広めた世界のワイン/解けた呪縛/中国人もワインを飲むようになった/フランス人がワインを飲まなくなった理由/コミュニケーション・ドリンク/農業的価値観の発見/ワイナリーは集積するほどよい 
【第五章】農業はライフスタイルである 
野良着のファッションショー/農的な生活を求める人たち/オルタナティブ農業の視点  /いったん工業へ行った人は戻らない/資本主義の豊作貧乏
【第六章】日本ワインの価値
千曲川ワインアカデミー/ソーラーワイナリーとスクリューキャップ/ワイナリーは儲かる商売か/ワインという不思議な商品/NAGANO WINE/集積によるスケールメリット/村の鍛冶屋は復活するか/ワインの値段/エシカル・マーケティング/日本ワインの価値
【第七章】ワインのある食卓
ワインの時間/飲める人も飲めない人も/縁側カフェ/第三の空間/ミニワイナリーつき分譲住宅/暮らしが観光になる時代
【第八章】千曲川のほとり
海野宿の家並み/日本の近代化を支えた巨大産業/蚕種問屋とワインバレー/シルクからワインへ/風の来て弾く琴の音に
あとがき ――――すでに動きはじめたこと

【著者紹介】
玉村豊男 : 1945年、東京生まれ。東京大学仏文科卒業。在学中にパリ大学言語学研究所に留学。長野県東御市に『ヴィラデストガーデンファームアンドワイナリー』開設、2007年、箱根に『玉村豊男ライフアートミュージアム』開館。ワイナリーオーナー、画家としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    玉村氏の経験を踏まえた地域再生いや農業再生への提言。ワインに関する歴史と栽培条件を日本に当てはめ、成程、長野県千曲川近辺以外でもワイン生産販売を軸にした農業再生が可能であると納得できる。農水省はこの意見に耳を傾け、ばらまき補助金を控え、日本ワインブランド確立に補助を行うべきであると感じた。 お薦め。

  • chocoうさぎ さん

    日本ワインと農的生活について分かり易く、著者の経験や日本の現状、各国ワイン生産の歴史などについて語っている本。忘れられがちだが、ワインは農産物。ワイン作りを通して、作り手と消費者、新たな農家、地域の活性化と、いくらでも可能性が広がっていくことがよく分かる。農業はライフスタイルというのは新鮮。更に「ワインはコミュニケーション・ドリンクになった」というのも。千曲川ワインクラブの今後の構想が県の構想とマッチして、新たな取り組みの時代を迎えたようで今後の動きが楽しみだ。美味しい日本ワイン が飲みたくなった。

  • kenken さん

    ランチにヴィラデストに行ったら玉村さんがいらっしゃった。いつきても素晴らしい景色に美味しい食事で楽しい時を過ごせるワイナリーだと思う。自分も玉村さんのような晩年を過ごせるような生き方をしたい。

  • もけうに さん

    あまり馴染みの無いワイン農家のことが分かり易く書かれており、とても面白かった!ワイン作りの工程について書かれた本は少ないので、非常に興味深い。ワインというとお洒落イメージばかり湧くが、あくまで地に足のついた農業である。最近の日本ワインは美味しいので、益々の発展を期待する。日本ワイン振興に向けた構想もふんだんにあるようで、今後の進展も楽しみ。

  • Yoshie S さん

    東御の海野宿に行ったら、田沢は東御にあると知り、続編の酒屋さんの話を読む前にこちらから。 玉村さんの地域愛とワインに注ぐ情熱を感じつつ、生き方としていなか暮らしを提案する姿勢も好ましく感じた。都会の暮らしに慣れていると決断は深刻にならざるをえないが、現実的には新幹線の駅が近いことで やりくりもできる例も多いと聞く。ワインのこと、農業のこと、ワイナリーのこと。教養としても面白く!またコミュニティつくりの提案も興味深い。 続編も読みます。

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人物・団体紹介

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玉村豊男

1945年、東京生まれ。東京大学仏文科卒業。在学中にパリ大学言語学研究所に留学。『パリ 旅の雑学ノート』『料理の四面体』をはじめ、精力的に執筆活動を続ける。長野県東御市に「ヴィラデスト ガーデンファームアンドワイナーリ」を開設。ワイナリーオーナー、画家としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当

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