2040年全ビジネスモデル消滅 文春新書

牧野知弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166611089
ISBN 10 : 4166611089
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
235p;18

内容詳細

銀座から全国津々浦々に広がったマクドナルドと、浦安のシンデレラ城に籠ったきり出てこないディズニーランド。「量的充足」時代のエースと、「質的充足」時代の先駆者から四半世紀ごとのビジネスモデルの変遷を読み解き、そこから、次の四半世紀、日本社会が直面する恐るべき現実を抉り出す!

目次 : 第1章 マクドナルドが目指した「量的充足」社会の実現―一九七一年からの四半世紀を展望/ 第2章 ディズニーランドがこだわる「質的充足」ビジネスの展開―日本の絶頂期八〇年代にやってきたディズニーランド/ 第3章 マクドナルドはなぜ行き詰ったのか―九六年以降の日本社会の変質/ 第4章 ディズニーランドはなぜ三年連続で値上げできるのか―社会の変質の先にあったディズニーランド型価値観の創出/ 第5章 マクドナルド型ビジネスモデルに見る今後の価値下落―二〇二一年以降の社会の展望/ 第6章 ディズニー型ビジネスモデルによる価値創造―二〇二一年以降の不動産価値/ 第7章 ディズニーの夢から醒めたとき―二〇四六年に向けてのクライシス

【著者紹介】
牧野知弘 : オラガ総研株式会社、株式会社オフィス・牧野代表取締役。東京大学経済学部卒業後、ボストン・コンサルティング・グループを経て三井不動産に勤務。J‐REIT(不動産投資信託)の日本コマーシャル投資法人を上場。現在は、ホテルや不動産の開発・運用アドバイザリーの他、事業顧問や講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 5 よういち さん

    アメリカを代表するマクドナルドとディズニーランドを比較し、そのビジネスモデルの変還と今後の直面する課題を読み解くという内容。◆マクドナルドは終焉し、ディズニーがしばし生き残り、気がついたら大変なことになってるぞと。半ば強引に不動産問題へと論点を変えている気がしてならない。著者は元三井不動産勤務で、今は不動産開発・資産運用アドバイザーの肩書で、納得。◆コモディティ化したマクドナルドは安くて当然/ディズニー型の形の残らない夢を売るビジネスから目が覚めた時に突き付けられる日本の現実。/2040年移民社会ニッポン

  • 壱萬参仟縁 さん

    マック日本上陸(1971年)の際には、著者はアメリカの味=未来の味を味わったという(5頁)。私も松本の帰りに買ってもらってビッグマックを食べた記憶がある。小学生の頃だったか。話し言葉で書かれているから読みやすいが、軽薄な感じもする。ただ、時代的文脈はよくわかる。マックとTDLを通じてみた時代背景。1996年日本社会の大転換点(74頁〜)。第3章では、客にあまりに阿(おもね、103頁〜)り過ぎるといけないことが書かれていた。

  • mazda さん

    マクドナルドとディズニーランドのビジネスモデルを、牧野さんらしく不動産に絡めながら比較している良書です。前者は量的充足、後者は質的充足に基づいたビジネスを展開していますが、量的充足に至ると商品がコモディティ化して価格が下がり、新たな価値が付加されない限り商品価格を上げられません。住宅という「ハコ」も同様で、40代以上だと70%以上が住宅を所有している現状、建てれば売れることはもはや過去のことで、中身、つまり「質」をどれだけ付加するかが生命線になると思います。「負動産」をどう処分するのかも難しい問題です。

  • 磁石 さん

    ディズニーランドとマクドナルド、ブランド化とコモディティ化の果てに生まれた、成長の格差。長期的な利益は短期的な利益とは必ずしも成り得ないけど、短期的は長期的とはならない。もっと広い視野長いスパンで図らなくてはならない、戦略を間違えた、おそらく彼らはもう生き残れない……。住宅問題などなど中々卓見だったが、パーチャル依存やら恋人作らない傾向ダメなどは、見誤っている気がした。何でも言うことを聞いて思いのままになってくれる他人が、究極の恋人。彼らは、その本義にたち帰っているだけだと思われる。

  • よっしー さん

    ★2・5 有益な情報はあまりなかった。

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