ハッピーエンドに殺されない

牧村朝子

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¥1,760
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発行年月
2017年10月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787292452
ISBN 10 : 4787292455
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
223p;19

内容詳細

「cakes」の人気連載「女と結婚した女だけど質問ある?」、書籍化!人気上位を厳選して大幅に加筆・修正。また、書き下ろしも増補。結婚というおとぎ話のハッピーエンドを打ち破り、性にとらわれず「私を生きる」メッセージに満ちたエッセイ。

目次 : 1 “私”ということ(「女でよかった」と「男になりたい」をぐるぐる繰り返してしまいます/ 私の性的指向、どうやって調べればいいの? ほか)/ 2 人と関わるということ(男女の友情ありえる派♀―ありえない派♂の間の事故防止策/ 同性愛者だと両親にばれたら泣かれてしまう。そう思うのがつらいです ほか)/ 3 考えたこと(六歳児「お姉さんも早く結婚して赤ちゃん産めるといいね!」/ マンハッタンのレズビアンクラブで ほか)/ 4 話したいこと(授業中に突然AV女優の名前を叫ぶ芸で男子から大人気だったBくんへ/ 何を聞いても誰といても自分の趣味の話しかしなかったAさんへ ほか)

【著者紹介】
牧村朝子 : タレント、文筆家。2010年度ミス日本ファイナリスト。13年、フランスでの同性婚法制化を機に結婚。芸能事務所・オフィス彩に所属してテレビで活躍。17年に事務所から独立し、「脱婚」。LGBT関連にとどまらず多面的に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • katoyann さん

    「cakes」というネット上のコンテンツプラットフォームに連載されていたエッセイを大幅に加筆修正した作品。自分と他人が別の人間だという感覚=「自他分離」と個人と全体を分けて考える感覚=「個全分離」(61-62頁)を理解することで、自他を尊重する感覚が養われるとあり、この考えが本書を貫く鍵になっていると思う。「叔父さん」と交際する近親恋愛も、性欲は湧かないけど一緒にいたいと思う感覚も、自分の自由であり、社会に押し付けれた常識や規範に縛られて生きる必要はないという。日常に潜む思考停止を問題にする論点が面白い。

  • かす実 さん

    男になりたかった。JKじゃなくて人間で学生でありたかった。特別な女の子への気持ちを恋と呼びたかった。強い筋肉が欲しかった。あいつらの仲間になりたかった。とか、とか、そんな思いはいくらでもあるけど、今年一年間、しかと自分の中の「女」と対峙してきて、女として生きる決意を固めてきたつもりだ。私は女という概念が好きだし、私の目の前では強くてカッコよくて尊敬すべき女性が沢山戦ってる。私も、私の好きな女でいなくちゃな。牧村さんは誠実な愛の人です。

  • 田仲 さん

    あとがきっぽいところしか読んでいないけれど、私は、まきむぅの書く文が好きだし、まきむぅの考え方もものすごく好きです。私は赤いリンゴを持ってる、私は青いリンゴを持ってる。自分の持ち物を相手に見せることに必死にならず、そのリンゴを食うのよ!まきむぅの力強い言葉に、心が温かいお湯をかけられたかのように居心地良くなる。リンゴ、食べなきゃ。多くの皆さん、読んでみてください。

  • 藤 さん

    ハッピーエンドに殺されてなるものかと、時に軽やかに時に喰いしばるように話しかけてくれる言葉にほっと息をつく。寒い場所からあたたかい家に入ったような。賑やかな部屋から一人家路につく時のような。 小さい頃にこんなおねえさんがいて欲しかったと話す筆者の気持ちがよく分かる。押し付けるのではない距離感でそこにいて、生きて、闘って、笑いかけて、また本に目を戻すような人。私もこの言葉くらい心地よくありたい。

  • みつ さん

    牧村さんのスタンスに救われる。私は私を生きてやる。幼い自分を生きるために、他人がくれたいろんなラベル。そのラベルが、カテゴライズが古くなったと感じたら、自分でそのラベル張り替えちゃえばいい。愛してるの定義なんて、人それぞれ。色んな要素が絡みあって、それぞれがそれを愛と呼ぶ。私の幸せは、私が決めていい。他人の幸せは、私がとやかく言うことじゃない。 自然体で、大好きな人を大好きって言って、生きていきたい。

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