呪女怪談 竹書房怪談文庫

牛抱せん夏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801922655
ISBN 10 : 4801922651
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;16

内容詳細

人気女流怪談師が、体験者の生々しい恐怖、戦慄、不可思議を、憑き動かされるように書き下ろした実話怪談集!幼い娘がクレヨンで描いた、居たはずのない“おねえちゃん”の正体とは…「湖」、物心ついたときから家のなかに居る家族以外のだれか。その奇怪な姿とは…「もひとさん」、興味本位で行った心霊スポットのトンネルで、予想だにせぬ最悪の事態に陥る「トンネル」、自分しかいない寒い家のなかで扉がひとりでに鳴りだして―著者の祖母が在りし日に語った郷愁を誘う恐怖体験「足音」など多数収録。肌身に刺さる怪異の恐怖は、言霊となって伝染していく。いま、あなたの後ろにも―。

【著者紹介】
牛抱せん夏 : 2010年「稲川淳二の怪談グランプリ2010」にて優勝、女優業と並行して怪談師としての活動を開始。現代怪談から古典怪談まで幅広い演目を披露する。月一で単独怪談ライブを開催するほか怪談ライブバー・スリラーナイト歌舞伎町にレギュラー出演中。また、朗読やこども向けの読み聞かせなども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夢追人009 さん

    このカバーの絵は私には相当に恐ろしく気色悪く思える代物ですが、中身の物語はそれ程に怖くはありませんでしたね。やや淡白で中途半端な幕切れの話が多いですが、私は「怪談は何が何でも怖くなければ駄目」とは思わない人間ですので今回も普通に楽しめましたね。珍しく心を打たれた話を2つ紹介しますね。『インコ』新潟の田舎の一軒家で暮らす森田さんが学校は休みの日曜日の昼間に2つ下の弟と母の作ってくれた昼ご飯を食べていると、弟が急に「黄色いインコがいる」と言う。「いないよ」「ここにいる」と言った弟は庭から出て行くので後を追う。

  • HANA さん

    実話怪談集。語り口が平易なのもそうだけど、どちらかというと大人しい話が多いように感じた。「タクシー」とか昔懐かしいタクシー怪談を現代ナイズしたような話だし、「どこかで」は昔の都市伝説であった夢の中の男の様な話、心霊スポットで酷い目にあう「ロケ」や「トンネル」等、古典的な懐かしいような話も多々あるし、著者の幼少時を語った話も含めて、怖いというよりはどこか牧歌的な印象さえ受ける。実話怪談が多様化している現在、一冊くらいはこういうのんびりした物があっても良いような気もする。個人的には怖さを追求して欲しいけど。

  • 雨 さん

    まあまあかな。女流作家さんにありがちな官能的な話がないのは良かった。あまり好きじゃないから。純粋な怖さが好き。

  • さりぃ さん

    #呪女怪談 #牛抱せん夏 KindleUnlimitedで読了。 これも今年春出版の新しい本。あんりみ様々です(*´∇`*) めちゃくちゃ怖い話はなく、ノンビリした話が多かったけど、ぞわぞわするのはいくつかあった。 女性らしい優しい切り口は健在。結構好き。 『ちがうよ』『インコ』『もひとさん(全シリーズ)』 『蚊帳』『トンネル1、2』『お菓子』 ぞわぞわ。。

  • 澤水月 さん

    福島県の「その後」に起きた「クラクション」に胸をつかれる。摂食障害と戦時の想いがリンクする「お菓子」も印象的。全体に幼時の怖い思い出を覗き込むような懐かしさ

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