烏谷昌幸

人物・団体ページへ

本

となりの陰謀論 講談社現代新書

烏谷昌幸

☆
☆
☆
☆
☆
レビューを書く 

基本情報

ジャンル
：
社会・政治
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784065401354
ISBN 10 : 4065401356
フォーマット
：
本
出版社
：
講談社
発行年月
：
2025年06月
発売国
：
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

トランプは「闇の政府」と戦っている！？オバマもバイデンもすでに処刑された！？どこで生まれるのか？なぜ信じてしまうのか？「パラレルワールド化」する世界。陰謀論は「誰もが持っている」。トランプとヒトラーの手法の共通点。陰謀論を拡散する「意外な犯人」。現代世界を蝕む病の正体を気鋭のメディア研究者が明かす。

目次 : 第一章　陰謀論とは何か（「偶然の一致」とは思いたくない/ トランプ大統領候補の「奇跡の一枚」　ほか）/ 第二章　陰謀論が生む「パラレルワールド」（パラレルワールドとの邂逅/ Ｑアノンが待望した「嵐」　ほか）/ 第三章　「陰謀論政治」はなぜ生まれるのか（トランプの「惨敗」/ 「ヒルビリー」の世界　ほか）/ 第四章　陰謀論を過小評価してはならない（ある哲学者の悔恨/ 解き放たれた陰謀論の欲望　ほか）

【著者紹介】
烏谷昌幸 : １９７４年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科教授。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士（法学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
レビューを書く

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    読了日：2025/07/07

    最近の世界状況(特にアメリカ)を陰謀論という観点から分析してわかりやすく解説してくれます。とくにトランプがらみではヒトラーの例を出しています。このような状況になったのはアメリカの国民の意向もあるのでしょうが、やはりSNSなどの情報拡散手段が進んでいることも関係しているのでしょう。まああと3年もすればトランプも退場していくのでその後はどうなるかわかりませんが、日本の今後の選挙を含めた政局に同じような動きが起こらないとは限らないと思います。

  • skunk_c さん

    読了日：2025/09/24

    本業が社会学とのことで、2021年のアメリカ議会襲撃事件がきっかけとなり、その事態を引きおこした原因を深めていく中で、｢誰でも持っている陰謀論｣という気づきを得たとのこと。そこからトランプ現象およびトランプ自身を中心に論を進める。アメリカの場合、２大政党制の中で相容れない人々の層が生まれ、さらにネットの中で生み出された｢パラレルワールド｣で分断されているとの見立て。その中でのトランプは究極のエコーチェンバとして、支持者の声から自分の支持を高める要素を引き出し、徹底して拡散、｢敵｣を攻撃している。

  • venturingbeyond さん

    読了日：2025/07/25

    著者は、学部・修士の同期（添谷先生門下）のパートナーで、メディア論や政治コミュニケーション論を専門とする社会学者。近年のアメリカの政治風土の変質を中心に、陰謀論の考察上、扱うべき多様な要素（権威主義、剥奪感、ポピュリズム、ＳＮＳ、犬笛、暴力、全体主義...）に適切に目配せし、その論点を読者に提起する。陰謀論者を他者化して切り捨てても問題は解決せず、その害悪を極少化することの難しさやかけるべき労力の膨大さに眩暈がするが、陰謀論への耐性を培う営みを粘り強く続けるしかないとの思いを再確認させてくれる一冊。

  • HANA さん

    読了日：2025/06/25

    陰謀論の入門書として最適。基本的に現代アメリカの陰謀論を主体に解説しているのだが、第一章では陰謀論が総体的に扱われ、第二章では現代アメリカにおける陰謀論、そして第三章ではそれが生まれて来た背景と章立てされているので極めて分かりやすい。とはいえ読んでいて面白いのは第二章と第三章。繁栄から取り残された人々と彼らを見ようともしないリベラル、そこを上手く掬い取ったトランプとよく聞く図式だけど、本書だと陰謀論が生まれる過程がそれによって上手く説明されてるなあ。分断を埋めるべく様々な提言があるが、もう戻らないと思う。

  • Roko さん

    読了日：2025/06/20

    トランプ大統領が再選されて以来、アメリカから発信されるニュースはとんでもないことばかり。不法移民の強制送還という名のもとに不法でない人まで送還、逮捕したり。関税をアップすると言い出したかと思えば、突然下げると言い出す始末。大学への助成金をカットすると言い出したり。そんなトランプが実に上手く使っているのが「陰謀論」です。そんな訳ないだろうという話を支持者たちは信じているのだから、傍から見ているとバカバカしく見えるけれど、そうなるにはちゃんと理由があります。#となりの陰謀論 #NetGalleyJP

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

烏谷昌幸

１９７４年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科教授。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士（法学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品

CD・DVD・レコード・本・ゲームを売るなら
HMV宅配買取