そんな普通じゃない才能を兼ね備えた彼は1990年にボリビアの大手レコード会社であるDiscolandiaから初のアルバム(LP)“Una Zampona Para El Mundo”をリリースする。この頃の音はフォルクローレにシンセサイザーが取り入れられていて今の音とは異なった趣き、そして’91年に同レコード会社よりセカンド・アルバム(LP)“Cristal”をリリース、前作からのシンセサイザー使用に加えてアコースティックなアレンジが印象的で’95年の日本リリース盤“ILUSION〜水のイルシオン”(現在廃盤)に収録されている「美しい瞳」、’96年リリースの“NIEVE〜雪の扉”に収録の「雪の扉」、’95年の「風の道」等のオリジナルがこの作品には収録されています。また同じく’91年にリリースされたアルバム、パーカッショニストのOscar Castro、チャランゴ奏者のDonato Espinozaとのコラボレート作であるアルバム(LP)“Jatun Runa”、と’93年の“Camino Adelante”にリリース。この時のユニット名はOscar-SEGI-Donato。とここまでご紹介した貴重な瀬木貴将のボリヴィア盤のアルバムですが、残念ながら入手が大変困難となっております。入手できればそれは超ラッキーという事で。