わかれ

瀬戸内寂聴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103112259
ISBN 10 : 4103112255
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
追加情報
:
234p;20

内容詳細

親しい友人も肉親も、愛した男たちもすべて、もうこの世にはいない。ありありと感じる死者の気配を、日々、書き留めるだけだ―。病を乗り越え、九十歳を過ぎてなお、書かずにいられない衝動に突き動かされ、十年の歳月をかけて紡ぎ出された珠玉の小説九篇。

【著者紹介】
瀬戸内寂聴 : 1922(大正11)年、徳島生れ。東京女子大学卒。1957(昭和32)年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞受賞。1961年『田村俊子』で田村俊子賞、1963年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。1973年11月14日平泉中尊寺で得度。法名寂聴(旧名晴美)。1992(平成4)年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年『白道』で芸術選奨、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。2006年文化勲章を受章。2008年安吾賞を受賞。歌舞伎、能、狂言、オペラの台本も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    うーん・・・この中に出てくる主人公のどれもが少しずつご本人、という設定なんでしょうか。無理くり一冊にまとめてみました、みたいな?ラストの作品、すごいね。90歳過ぎて、50歳の男性と?!うらやましいような、いやちょっと聞きたくないよ、なような。そこを描かねばならぬのが、作家たるものの因果なんでしょうが。つくづく秘め事は秘め事であるべきであることよなぁ、と思いつつ読了。

  • 新地学@児童書病発動中 さん

    傑作短編集。寂聴さんの瑞々しい感性に圧倒される。短い小説が多いのだが、分厚い長編を読んだ時のような凝縮された味わいがある。例えば、「紹興」は中国への旅行のことを描きながら、作家の武田泰淳や女性革命家菅野須賀子や秋僅のことを絡めて、日中の暗い歴史の断片を鮮やかに浮かび上がらせる。一番好きなのは「わかれ」で年下の男性との心の交流が描かれる。性的なことがあけっぴろげに書かれるのだが、明るくからりとしていた。この二人の関係は普通の男女の仲を超えた澄明なものだ。加齢の寂しさと達観が、一体となった味わいが素晴らしい。

  • じいじ@リハビリ & 懸命に減量中。 さん

     ことし夏、75を迎える私はあと何年?本が読めるか、と余命が気になりだしている。寂聴さんの9つの短篇で綴られた「わかれ」を読了。感動と元気をもらった。そして「余命を考えるのはまだ早いよ!」との叱咤も…。92歳で書上げた表題作は自叙伝だろう。力みなぎった力強い文章に敬嘆です。いくつになっても恋心を忘れない可愛さが素敵だ。【山姥】が好きだ。女性の細やかな心情描写は言わずもがなだが、男の心理表現も見事。【約束】も味のある作品。恩人と崇める故吉行淳之介との別れ、失明の危機を救われた名医との出会いが感動的である。

  • マンダリン子 さん

    90歳を過ぎてもなおお元気。性に関したものが多くてこの歳でこういう物を書かれるというのにビックリ。同性愛の話が一番印象的だったかな。

  • クリママ さん

    千住博の装画に惹かれ手に取る。○十年前の若い日には全集を揃えるほど好きだった。出家されてからは読んでいない。短編8編。私小説も数編ある。最後の「わかれ」は、ご自身がモデルのようだ。あのころの雰囲気と何も変わっていない。性愛に関する言葉も当時のままで、今ではあまり聞かなくなった言葉もある。若い頃は年上の女の人の生々しい恋にあこがれていた。でも、その頃の彼女の年を追い越してしまった今は、もういいかなと思う。

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人物・団体紹介

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瀬戸内寂聴

1922年、徳島市生まれ。63年、「夏の終り」で女流文学賞。73年、中尊寺で得度。2001年、『場所』で野間文芸賞。06年に文化勲章。17年度朝日賞。著書多数

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