おしまいのデート 集英社文庫

瀬尾まいこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087451887
ISBN 10 : 4087451887
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
追加情報
:
216p;16

内容詳細

中学三年生の彗子は両親の離婚後、月に一度、父の代わりに祖父と会っていた。公園でソフトクリームを食べ、海の見える岬まで軽トラを走らせるのがお決まりのコース。そんな一風変わったデートを楽しむ二人だったが、母の再婚を機に会うことをやめることになり…。表題作のほか、元不良と教師、バツイチOLと大学生、園児と保育士など、暖かくも切ない5つのデートを瑞々しく描いた短編集。

【著者紹介】
瀬尾まいこ : 1974年大阪府生まれ。2001年『卵の緒』で第7回坊ちゃん文学賞を受賞しデビュー。05年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、08年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞、13年咲くやこの花賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミカママ さん

    「デート」たって、普通のデートじゃないんだろうな、という思惑通り、相手は保育園児だったり、卒業した高校の元教師だったり。中でも『ランクアップ丼』にはヤられたわ。ふたりの会話、関西弁が自然だなぁと思ったら、やはり瀬尾さんは大阪の方であったか。人生だれにも、上じいみたいな存在の教師がいればいいのに、ね。

  • 馨 さん

    色々なシチュエーションの、デートの短編集。瀬尾作品にすっかり癒されています。どの作品も同じくらい良かったです。これでおしまいのデートも、ここから始まる一歩のデートも、どれも前向きな未来が見えるようなお話で、でも少しだけ哀愁が漂う感じが絶妙でした。表紙のソフトクリームは、表題作のシーンでした。

  • しんごろ さん

    デートをキーワードにした5つの短編集!これは評判通りの面白さです(^^)話はあくまでもデートの話。いろんな形のデートの話。最終的にほっこりします。そして、いろんな料理を食べたくなります。個人的にはおにぎりが食べたくなりました(^^;)どの短編もよかったです。BGMには加藤いづみ、コブクロなんかどうでしょう!(^^;)

  • yoshida さん

    人生の節目で縁のあった二人の交流を軸とした短編集。短編五編。祖父と孫。退職した教師と教え子。クラスメートの男同士。OLと大学生。保育園の教師と、園児そして園児の父親。それぞれに様々な事情がある。読んでいて暖かいのだが、ふっと切ない場面があり胸を打たれる。特に「ランクアップ丼」での終盤でのまさかの展開にはやられました。「ファーストラブ」での、友人との突然の別れ。「デートまでの道のり」での、将来への希望を感じさせるラスト。どの短編にも良さがある。それは読者が自分の経験と重ねられるからだろう。読後感暖かな作品。

  • ❁かな❁ さん

    お気に入りの瀬尾まいこさんの作品を読むのは7作目。今回も、じーんとしてほっこりするお話でした☆全5編入り。それぞれ普通の恋人同士のラブラブなデートって訳ではありません。私はスタバで読んでいたのですが中でも泣くのを堪えられなかったのは『ランクアップ丼』です!本当に上じいが温かく三好くんもいい子で良かったです!めちゃくちゃ泣いてしまいました(;_;)外だったからバレないようにするの大変でした^^;どのお話も瀬尾さんならではの優しさがあり、すごく素敵でした♪またまた瀬尾さんに、とても癒されました★お気に入り♪

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瀬尾まいこ

1974年大阪府生まれ。2001年「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年、同作を表題作とする単行本でデビュー。05年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞、08年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞、13年咲くやこの花賞、19年『そして、バトンは渡された』で本屋大賞を受賞(本データはこの

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