芥川賞全集 第15巻

瀧澤美恵子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784165072508
ISBN 10 : 4165072508
フォーマット
出版社
発行年月
2002年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,445p

内容詳細

昭和10年の創設以来、日本文学の本流をリードしつづける「賞の中の賞」の名作を完全網羅。本巻は「ネコババのいる町で」「表層生活」「村の名前」「妊婦カレンダー」「自動起床装置」「背負い水」を収録。

【著者紹介】
瀧沢美恵子 : 昭和14年(1939)3月1日、新潟県村松町に生まれる。本名、岡村美枝子。昭和26年(1951)村松小学校卒業。昭和29年(1954)愛宕中学校卒業。昭和32年(1957)村松高校卒業。昭和35年(1960)外語大を中退し、三田にあったマグロウヒル好学社で半年ほどアルバイトをする。昭和36年(1961)日産汽船(現在は日本郵船に吸収合併)に入社

大岡玲 : 昭和33年(1958)10月16日、東京都三鷹市に生まれる。父は詩人の大岡信、母は劇作家の深瀬サキ(本名・大岡かね子)。昭和38年(1963)私立星美幼稚園に入園。昭和40年(1965)三鷹市立南浦小学校入学。昭和41年(1966)5月に、南浦小学校から三鷹市立第七小学校に転校。昭和46年(1971)私立武蔵中学校に入学。昭和49年(1974)私立武蔵高等学校に入学。昭和54年(1979)東京外国語大学イタリア語学科に入学。昭和58年(1983)東京外国語大学大学院ロマンス系言語イタリア語修士課程に進む。昭和59年(1984)仙田玲子と結婚。昭和60年(1985)私立西武学園文理高等学校で英語講師、東京デザイン専門学校でデザイン論の講師をつとめる。昭和63年(1988)「黄昏のストーム・シーディング」を「文学界」十二月号に発表。同作が、第百回芥川賞候補になる。昭和64年・平成元年(1989)5月、「黄昏のストーム・シーディング」で、第二回三島由紀夫賞を受賞

辻原登 : 昭和20年(1945)12月15日、和歌山県日高郡切目川村(現印南町羽六)に生まれる。本名、村上博。昭和33年(1958)日高郡切目村立切目小学校卒業。昭和36年(1961)和歌山大学学芸学部附属中学校卒業。同年四月、大阪学芸大学附属高等学校天王寺校舎入学。昭和39年(1964)高校を卒業。上京して、駿河台にある西村伊作の文化学院に入学。第二次「文学共和国」を井上輝夫、天童大人、大野萌子らと創刊。昭和51年(1976)中国貿易商社新天交易(港区赤坂)に就職。昭和55年(1980)結婚。昭和60年(1985)「犬かけて」を「文学界」十一月号に発表、第九十四回芥川賞候補となる

小川洋子 : 昭和37年(1962)3月30日、国家公務員の父、本郷貴久雄、母、尚美の長女として岡山市森下町に生まれる。昭和43年(1968)岡山市立三勲小学校入学。昭和48年(1973)岡山市立高島小学校へ転校。昭和49年(1974)岡山市立竜操中学校入学。昭和52年(1977)岡山県立岡山朝日高校入学。昭和55年(1980)早稲田大学第一文学部入学。サークル『現代文学会』に所属し、読書会、同人誌などの活動をする。昭和59年(1984)早稲田大学第一文学部文芸科卒業。卒論に代わり小説の創作を提出。倉敷市内の川崎医科大学教員秘書室に勤務。昭和61年(1986)製鉄会社のエンジニア小川隆生と結婚。昭和63年(1988)「揚羽蝶が壊れる時」で第七回海燕新人文学賞受賞。平成3年(1991)「妊娠カレンダー」で第百四回芥川賞受賞

辺見庸 : 昭和19・9・27生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 黒豆 さん

    6人の作家、受賞作の作品集。元々新刊をほぼ読んでいる小川洋子さんと辻原登さんの受賞作を読みたくて借りる。2作品とも期待通り、加えて瀧澤美恵子さんと大岡玲さんの作品が印象深く最近の作品が気になった。好みの作家を探すには良いかも?

  • Ys さん

    102 瀧澤美恵子「ネコババのいる町で」 大岡玲「表層生活」 103 辻原登「村の名前」 104 小川洋子「妊娠カレンダー」 105 辺見庸「自動起床装置」 荻野アンナ「背負い水」 イベント参加にて、芥川賞を読んでみる。小川作品が気になったので収録されている巻を借りた。 きつい。とりあえず読んだけど、好きじゃないー。どの作品も印象には残るんだけど、なんか、疲れる。しんどい。 まあ、全集を月1くらいのペースで借りてみるか。

  • うぃっくす さん

    ついに平成突入。内容もだんだん身近な感じがしてくる。 ネコババのいる町で→なんか好き 表層生活→こういう話でてくるようになったんだなあと思った。村の名前→都市伝説みたい。けっこう好き。妊娠カレンダー→急にでてくる悪意に気づかなかったけど好きだわ。自動起床装置→眠りをとことん神聖視する聡がいい。背負い水→ぐるぐる系。辻褄があってないようですごくまともな人なんだろうな。

  • 彩美心 さん

    どの作品もそれぞれにおもしろかった。この巻はつぶぞろいだと思う。

  • かっこ さん

    瀧澤美恵子「ネコババのいる町で」/大岡玲「表層生活」/◎辻原登「村の名前」/小川洋子「妊娠カレンダー」/〇辺見庸「自動起床装置」/荻野アンナ「背負い水」

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