DVD

落語集: 蕎麦処ベートーベン / 芝浜

瀧川鯉昇

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TSDS75543
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
DVD

商品説明

瀧川鯉昇はそのたたずまいで笑いを誘うことのできる稀有な落語家である。近年の落語人気の中、一見地味に見えるこの人の価値がようやく落語ファン全体に浸透してきたようだ。年齢的には中堅からベテランの域にさしかかるところであるが、この人の会には多くの落語に精通したファンがつめかける。じっくりと人気をため込んできて、ようやく花が開いたと言えよう。
鯉昇は飄々とした空気で袖から登場し、高座に座ってもなかなかしゃべり始めない。その間にも客席からは師の忘れにくい顔と表情そしてそれからの一言を期待し、くすくす笑いがさざ波のように広がってゆくのだ。まさに映像向きの落語家と言える存在である。

【演目解説】
■「蕎麦処ベートーベン」
この人のマクラはそれだけでひとつの落語作品だ。何とも言えぬ説得力でバカバカしさ満載の笑いを提供してくれるのである。そんないくつかのマクラに続いて本編。新作落語のようなタイトルではあるが、実は“時そば”の大胆な改作である。ここまでトンデモない設定にしてしまっていいのだろうか?と思わせる間もなく明るくバカバカしく笑いの園へ運んでくれる。さてさてあの有名な“時そば”のくすぐりはいったいどうなっているのでしょう?

■「芝浜」
近年この噺はいろいろな形で重厚さを帯びて行くという歴史をたどり、落語ファンにはなじみの深いものとなった。多くの落語家がさまざまに感動的な演出を提供し、それを見聞きする多くの観客を魅了した。言わばこの噺は近年の落語ファンに落語そのもの持つ奥深さを知らしめたとも言える。ただ、ややもするとこの噺は長くたっぷりと演じないと手を抜いているのではないかと思われる誤解を招くこともあるのではないか。 そんな誤解を招かない“芝浜”がこの鯉昇の“芝浜”だ。正味38分ほどながら、小気味よく、テンポ良くとんとんと物語は進んでゆくが細かいディテールもきっちりと伝わり、夫婦の情愛が描かれるのだ。ここにも極上の“芝浜”があった。


【収録場所 年月日】
2012年9月19日 第289回県民ホール寄席にて収録(神奈川県民ホール)

内容詳細

たたずまいで笑いを誘うことのできる稀代の個性派落語家、瀧川鯉昇が2012年9月19日に神奈川県民ホールで披露した高座をパッケージ。「時そば」を大胆にアレンジした「蕎麦処ベートーベン」と、情愛談「芝浜」を収める。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

国内TV に関連する商品情報

おすすめの商品