夏目漱石とクラシック音楽

瀧井敬子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620324982
ISBN 10 : 4620324981
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
320p;20

内容詳細

国民的文豪はなぜ西洋音楽を愛したのか?音楽学の第一人者が描く、全く新しい漱石像!

目次 : 第1章 英国における洋楽への好奇心の芽牲え/ 第2章 寺田寅彦とケーベルの出会い/ 第3章 千駄木時代の漱石と寅彦のコンサート体験/ 第4章 『朝日新聞』入社後の明治四十一年/ 第5章 漱石家のピアノ購入/ 第6章 『東京朝日新聞』「芸文欄」の音楽批評/ 第7章 ケーベル先生との音楽談義/ 第8章 音楽が趣味となった漱石の生活/ 第9章 大正二年から大正四年の頃/ 第10章 中島六郎への最後の手紙

【著者紹介】
瀧井敬子 : 1946年札幌生まれ。東京藝術大学楽理科卒業、同大学院修了。専門分野は草創期の近代日本音楽史。特に明治文豪の洋楽受容の研究。自らの音楽学研究の成果をオペラ公演やコントート公演の形でも発表。元東京藝術大学特任教授、元くらしき作陽大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 横丁の隠居 さん

    明治期に西洋音楽を取り入れようと四苦八苦する様子がよくわかる。最初は演奏会と言っても和洋混在で演奏もおぼつかない感じだが、明治44年にはまがりなりにも「カヴァレリア・ルスティカーナ」をやっているのだから、日本人の好奇心・探究心・努力あなどるべからず。西洋音楽にそれだけの魅力があった証左でもあろう。資料としては詳細で貴重だと思うが、読み物としては煩瑣に過ぎて読みにくい。漱石の娘のピアノ教師、中島六郎がコテンパンにやられているが、中島(長耳生)の批評文を代筆させられた森田草平こそいい面の皮である。気の毒なり。

  • 伊達者 さん

    読む直前に本書と連動したコンサートが開催されたことを知り,大変悔しい思いをした。漱石を読むとクラシックが結構出てくるのは前から感じていたが,単なるハイカラ好みではないことが良く分る。思いがけない視点の本であった。漱石が留学先のイギリスでうめいた時代は,ワーグナーは亡くなり,ブラームス,ブルックナーが死んだ直後でマーラーがバリバリのころだっのだ。

  • ひろし さん

    緻密な考証から明治の有名人人脈がつながり、いきいきした時代が見えてくる。ピアノを購入した漱石家のほのぼのとした団らんが印象的。

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瀧井敬子

1946年札幌生まれ。東京藝術大学楽理科卒業、同大学院修了。専門分野は草創期の近代日本音楽史。特に明治文豪の洋楽受容の研究。自らの音楽学研究の成果をオペラ公演やコントート公演の形でも発表。元東京藝術大学特任教授、元くらしき作陽大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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