予言の島

澤村伊智

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041067697
ISBN 10 : 4041067693
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
追加情報
:
320p;20

内容詳細

瀬戸内海に浮かぶ霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が生涯最後の予言を遺した場所だ。彼女の死から二十年後、“霊魂六つが冥府へ堕つる”という―。天宮淳は幼馴染たちと興味本位から島へ向かうが、宿泊予定の旅館は、怨霊が下りてくるという意味不明な理由でキャンセルされていた。そして翌朝、幼馴染のひとりが遺体となって発見される。しかし、これは予言に基づく悲劇のはじまりに過ぎなかった。不思議な風習、怨霊の言い伝え、「偶然」現れた霊能者の孫娘。祖母の死の真相を突き止めに来たという彼女の本当の目的とは…。あなたは、真実に気づくことができるか―。比嘉姉妹シリーズ著者初の長編ミステリ。

【著者紹介】
澤村伊智 : 1979年生まれ、大阪府出身。2015年、『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトル「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞・大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    読書メーターで見かけ、評判良いようなので購入。予言や島の因習など、作中でも言及あるように、横溝/三津田系譜の世界観を構築しておきながら、そこにパワハラや共依存の親子といった、極めて現代的なギミックを混ぜこんでいる。ともすると、中途半端な出来になりかねないものが、この作品においては全てに意味がある。雰囲気の演出まで含めて、レッドへリングとして機能し、ラストの驚きを高めてくれる。読了後に、前半だけパラパラっと読み直してみた。たしかに色々な工夫やヒントが散りばめられており、二度読みが楽しめそう。

  • しんたろー さん

    新作は現代版『獄門島』とでも言うべき、禍々しい雰囲気のミステリ…霊能者の詩になぞらえ「6人死ぬ」という予言通りに閉じ込められた島で連続殺人が…丁寧に張られた伏線がフェアで好感が持てるし、澤村さんのホラー作でもテーマになっている「人が一番怖い」というのも効いている。ただ『ぼぎわん』『ずうのめ』のような優れたホラーを期待する読者としては、物足りなさも感じてしまう。霊能者や作家の実名が会話に飛び交うのは懐かしいし、小説ならではのドンデン返しも良かったので、ホラーを主体にしつつ、ミステリへの挑戦も頑張って欲しい。

  • Yoko Omoto さん

    霊能者の予言、不気味な因習が根付く島、排他的な島民。それら横溝の世界観を彷彿とさせる舞台装置に強烈なミステリ要素を仕込み、ホラーとミステリを見事に美しく融合させた秀作。微妙な違和感からまさかの大オチには絶句で、軽く再読してみたが、細部に至るまで実に良く練られたストーリーであることが窺える。"それありき"の印象が強いこの手のミステリにどうも苦手意識があったが、ホラーパートの巧みな描き方と雰囲気はベストマッチとしか言いようがない。人間の恐ろしさは祟りや霊などの比では無いという、ブレない澤村ホラーを堪能した。

  • ごみごみ さん

    いまなお語り継がれる亡き霊能者の謎めいた予言。閉ざされた島で次々と起こる予言の記述と符合する出来事。現代の倫理観では受け入れられない因習に縛られた島民たち。「怨霊」の謎が解き明かされたところまではミステリーだった。でも「呪縛」はそれだけではなかった。えぇーーっ!読み返すと確かにゾクッと。初読みの作家さんだから読みづらいのか?くらいに思ってたけど…「二度目はホラー」なるほど〜そういうことか!

  • のぶ さん

    澤村さんの長編はすべて読んできたが、本作は特に横溝正史作品の雰囲気に似た作品だった。舞台は瀬戸内海の孤島、霧久井島。かって霊能者の宇津木幽子が生涯最後の予言を遺した場所。6人が死に至ると予言を残したという事が物語の背景にある。天宮淳は幼馴染たちと島へ向かうが、宿泊予定の旅館は、怨霊が下りてくるという意味不明な理由でキャンセルされていた。そこから連続殺人が始まる。澤村さんの過去の本に比べ本格色が強く、ホラーの要素は薄い。読みやすいのだが、横溝正史と比べれば出来の差は歴然。何か中途半端な印象が残った。

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人物・団体紹介

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澤村伊智

1979年、大阪府生まれ。2015年『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞“大賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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