基本情報

内容詳細
古代ローマの饗宴での想像を絶する料理の数々、フランスの宮廷と貴族の美食家たちなど、美食に取り憑かれた奇人たちや奇行を描く表題作を含む、二十四のエッセイ集。およそ考えられる限りの料理の数々と奇怪な話が満載。そのほか、ヴィーナス、キルヒャー、ダリなど西欧芸術エッセイ、絵巻と中世に関するものや琳派など日本の芸術エッセイ、土方巽についてのエッセイなど、多岐にわたる一冊。
目次 : 1 華やかな食物誌(ローマの饗宴/ フランスの宮廷と美食家たち ほか)/ 2(ヴィーナス、処女にして娼婦/ ベルギー象徴派の画家たち ほか)/ 3(建長寺あれこれ/ 蕭白推賞 ほか)/ 4(土方巽について/ 透明な鎧あるいは様式感覚 ほか)
【著者紹介】
澁澤龍彦 : 1928‐1987年。本名・龍雄。東京都芝区高輪車町生まれ。東京府立第五中学校から旧制浦和高校理科甲類に進学。戦後1948年、東京大学文学部フランス文学科に入学、関心はシュルレアリスムからサドへ。1953年卒業の翌年、コクトー『大胯びらき』の翻訳を上梓。1960年、警視庁保安課は澁澤訳『悪徳の栄え』を発禁処分、最高検察庁は猥褻罪で澁澤・石井両氏を起訴、サド裁判始まる。1969年、有罪確定。1970年、初めてのヨーロッパ旅行。1987年8月5日、頸動脈破裂で死去。主要な著作『唐草物語』(泉鏡花賞)『高丘親王航海記』(読売文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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青蓮 さん
読了日:2018/02/16
メタボン さん
読了日:2022/06/21
双海(ふたみ) さん
読了日:2017/08/17
那由多 さん
読了日:2021/09/28
マッキー さん
読了日:2017/10/23
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