ヒップホップ・ドリーム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309276052
ISBN 10 : 4309276059
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
231p;19

内容詳細

新宿スタイルはリアルしか歌わねえ──
マイク1本で頂点を競う純粋なるヒップホップの精神とそれを裏切るシーンの凶暴で陰惨なる現実。ビーフや騙し合いが渦巻く世界でラッパーは何を夢見るのか?日本語ラップを牽引するカリスマによる自伝的「ヒップホップ哲学」の誕生!

【ストーリー】
俺は新潟に生まれて新宿で育った。親族の会社が倒産して親父は没落、おふくろはアル中になった。最初に警察の世話になったのは小五のときだ。売春婦が警察と追いかけっこするような街でゲトーの究極を学び、中学では地区の不良たちからダーティーなストリートを知った。――そして俺はラッパーになった。

【内容紹介】
ラッパー・漢 a.k.a. GAMIの初の自伝にして、日本のヒップホップシーンの壮絶なるリアルを描き出す前代未聞のドキュメント。
新宿のストリートで育ったMC漢が見た東京と日本の風景、強者ラッパーたちとの出会いや壮絶なるビーフ、凶暴な不良たちとのヒリヒリする関係、ラップの技術論からストリート・ビジネスとギャングスタ・ラップの真髄、そしてLIBRAとの繰り広げたビーフの最暗部までを赤裸々に語る。
日本社会に蔓延る矛盾を飲み込み、善と悪の彼岸でヒップホップの〈リアル〉を追求する「ヒップホップの哲学」にして、ゼロ年代以降の日本ラップ史に重要な足跡を残す証言多数。ファン必携の書!

【目次】
INTRO
第1章 新宿ストリート育ち
ごくごく普通の家庭/叔父の会社の倒産/田舎の思い出/新宿の街に救われた/小五で初めて警察の世話になる/他
第2章 ピリつくキャンパスライフ
新宿区立西戸山中学に入学/不良の世界でイキがるつもりはなかった/堀越学園に入学/一触即発/他
第3章 MC漢の誕生
MC漢の誕生/ラップは俺に向いてる「いいアイテム」/MSCのメンバーとの出会い/他
第4章 二十歳で迎えた人生の分岐点
MS CRU結成/親友のTABOO1を病院送りに/B-BOY PARK初出場/佐藤将との出会い/他
第5章 どん底から這い上がれ
襲撃事件/アジト生活で形成したオリジナルMS思想/プロ・デビュー/心の闇というリアル/他
第6章 日本語ラップの新地平
自信が揺らいだ『MATADOR』/オリジナル日本語ラップの誕生/DABOとのビーフ
第7章 マイクロフォン・コントロール
「UMB」始動/日本語ラップの深化/ギャングスタ・ラップ論
第8章 アンダーグラウンド・コネクション
BOSS THE MCとの出会い/ANARCHYとの出会い/ナナメ社会論/他
第9章 これはビーフだ、ガッツリ食うぜ
LIBRAの暗部/「UMB」の舞台裏/これはビーフだ、ガッツリ食うぜ
第10章 黒い噂が渦巻く〈氷河期〉
黒い噂/ドーナツ化現象とLIBRAとの決別/氷河期突入/鎖グループの立ち上げ
終章 ヒップホップ・ドリーム 
著者について
1978年生まれ。ラッパー。ヒップホップレーベル〈鎖グループ〉代表。新宿を拠点に活動するラップグループMSCのリーダー。

【著者紹介】
漢 a.k.a. GAMI : 1978年生まれ。ラッパー、“鎖GROUP”代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • zirou1984 さん

    フリースタイルMCとは畢竟、エクリチュールよりパロールを優先する実存的態度であり、ストリートのリアルな物語を生成し続けたMC漢は云わば都会の吟遊詩人だ。色々とフカした言い口になってしまったが、実際は夜なべして読みふけってしまう程に面白かった。生い立ちや表立って書けないストリートビジネス、レーベルとの確執といった点も興味深かったけど、核にあるのは「俺が巻くのはポリスとガンジャだけだぜ」なんてパンチラインに代表される笑うに笑えないスレスレのユーモア。でもそれは現場で培われた言語と現実に対する洞察力の証明だ。

  • vaudou さん

    新宿のストリート育ち、日本語ラップ界では随一のスキルを持つMC漢の自伝。もはや引用の付箋が役目を成していないほどパンチライン過多…これほどページを一心に繰った読書は久しぶり。前半だけでも十分傑作だがDJBAKUに「ネオナチかと思った」と言われたMSCの掟が壮絶。言葉に責任を持ち、ラップで「刺す」と使った限りそれを実行し、「リアル」でないラッパーには直接ビーフを仕掛ける。またそんな鬼気迫るほどラップに賭ける己を分析する視点も恐ろしくクール。漢の文章には彼のラップ同様、誤魔化しなく読み手に正対する凄みがある。

  • nizimasu さん

    これほど赤裸々なノンフィクションはないな。新宿で育ったラッパーの幼少期から現在に至るまでのストリートに生き続けてきた生き様を隠すことなく書いている。まさか所属レーベルのトラブルまで核とは思わなかったが、ストリートビジネスという名の運び屋家業にも精を出していたかと思えばヤクザにだまされて追い込みをかけられたりDABOとのビーフについても詳細に言及していてヒップホップのリアルって何ぞやと思う人にはものすごく刺さる内容です。それにしてもここまで潔い内容にはつい感銘を受けた。この意地の張りようには拍手を送りたい

  • 大門寺豪徳 さん

    かなり正直に書いていてとても面白い。ギリギリの話しもあるし笑えない話もあるが、それも含めて漢の歩んできた人生なんだ。表紙の漢の写真もカッコいい。白いTシャツにジーンズとシンプルなコーディネートだが、人間が持つ雰囲気や味わいがないとなかなか様になるようなスタイルではないと思う。仲間内のイザコザだとか自分も経験があるが、漢は本当に周りの人間を大切にしてるんだなと感じた。イカツイ外見のせいでぱっと見ると極悪人ぽいが内側には賢くて繊細で分厚い優しさに包まれた人間性が見えた。

  • しゅん さん

    日本ヒップホップシーン最強の悪役。今でこそ「フリースタイルダンジョン」でのコミカルなキャラが微笑ましいけど、はじめて音源を聞いたときは「マジで怖い…」と戦慄したものです。ミュージシャンの自伝は基本成功譚だが、本著の場合ある程度の成功は収めたもののレーベルとの確執で収入源をすべて断たれ再起をかけている途上での出版。それ故の緊張感が漲っている。リアルをエンターテイメントとして魅せる技術はさすがで「ビジネス」の話をおおっぴろげにしているのはめっちゃおもしろいが、それで捕まらないのは何故だ。やっぱり怖いぞ漢さん。

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