絶唱 新潮文庫

湊かなえ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101267739
ISBN 10 : 4101267731
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
追加情報
:
336p;16

内容詳細

五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵―。奪われた人生を取り戻すため、わたしは今、あの場所に向かう(「楽園」)。思い出すのはいつも、最後に見たあの人の顔、取り消せない自分の言葉、守れなかった小さな命。あの日に今も、囚われている(「約束」)。誰にも言えない秘密を抱え、四人が辿り着いた南洋の島。ここからまた、物語は動き始める。喪失と再生を描く号泣ミステリー。

【著者紹介】
湊かなえ : 1973(昭和48)年、広島県生まれ。2007(平成19)年、「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。翌年、同作を収録する『告白』が「週刊文春ミステリーベスト10」で国内部門第1位に選出され、’09年には本屋大賞を受賞した。’12年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、’16年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。’18年『贖罪』がエドガー賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kanegon69 さん

    4つの話すべて阪神淡路大震災とトンガ王国が関係してきます。最初の3章を読み終えた時点で、さすがにうまく裏側の視点を交えながら話を展開しているなと、小説としての巧さをとても感じる作品でした。ところが最後の「絶唱」の章。正直参りました。私なんかが読んでいいのだろうか、果たして読む資格があるのだろうか、そう思いながら、心の中をえぐり取られるような気持ちで読んでいました。おそらくこれはほぼ実話なんだろうと想像します。湊さんの思いが強く込められていたような気がしており、少なくとも私にはその思いがしっかり届きました。

  • カメ吉 さん

    これはイヤミスじゃない作品。阪神大震災で傷を負った女性たちの4話の短編作。どの作品にも『尚美』という現地在住(トンガが舞台)の女性が登場して尚美と出会う阪神大震災で被災した女性と関わり支えて癒していく様はミステリーとは思えない内容でした。『太陽』の母子は一話目の『楽園』でも登場しててダメな母親だったけど『太陽』では実は精一杯に生きる迷える母親だった。 阪神大震災とトンガでどの話も繋がり深い内容。特に最後の『絶唱』は著者本人がモデル?って話でより深い読後感でいつもの湊作品とは別物と感じました。

  • ゴンゾウ さん

    阪神淡路大震災で被災した女性達のその後と トンガ王国の自然と大らかな人達が結びつく再生の物語。私は直接の被災者ではないが この作品を読んで被災された方々の心の中に残れるトラウマを知ることができた。ここにあるケースが全てではない。そして知った気になってはいけない。でもこういった形でも 知ることができた。日々を大切にしていきたい。 【新潮文庫の100冊 2019】

  • takaichiro さん

    【新潮文庫の100冊 2019】何度も涙がこみ上げた。湊作品の読後はいつも言葉では整理できない感情に包まれる。大震災をポイントにやり場の無い影に苛まれる女性達。美しく太陽に輝くトンガに住む底抜けに大らかな尚美さんに出会い、許され、救われる^_^最期の章は湊さんの『絶唱』小説など何の役に立つのだろう。それでも誰かの傘になればと書く手を止めない。人間は誰でも不運にみまわれる可能性がある。そんな時の逃げ場は他人の優しさや大らかさなのかもしれない。湊さん、あなたの小説からそれを感じとりました。ありがとう^_^

  • のんき さん

    阪神淡路大震災の時のことと南の島でのこととが出てきます。なんかわたしもトンガに行きたくなりました。綺麗な海とか夕陽とか見てみたいな。そうすれば日本での嫌なことを忘れられそうです。二つの言葉が印象に残りましたあ。一つは、「死は悲しいことではない。悲しいのは別れであって、死ではない」もう一つは、「子どもは太陽だ。子どもが輝かない場所に、作物は実らない。人は集まらない。町はできない。だけど、どんな絶望的な出来事が起きても、子どもたちが輝いている限り、そこに未来は必ず訪れる」大きな災害が起こらなければいいのですが

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

湊かなえ

1973年広島県生まれ。2007年、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。’08年、受賞作を含む連作長編『告白』でデビュー。同作で’09年、第6回本屋大賞を受賞。’12年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞短編部門、’16年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞を受賞。’18年『贖罪』がエ

プロフィール詳細へ

湊かなえに関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品