カケラ

湊かなえ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087717167
ISBN 10 : 408771716X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
追加情報
:
284p;20

内容詳細

美容クリニックに勤める医師の橘久乃は、久しぶりに訪ねてきた幼なじみから「やせたい」という相談を受ける。カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横網八重子の思い出話になった。幼なじみいわく、八重子には娘がいて、その娘は、高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。もともと明るく運動神経もよかったというその少女は、なぜ死を選んだのか――?
「美容整形」をテーマに、外見にまつわる自意識や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリ長編。

【著者略歴】
湊かなえ(みなと かなえ)
1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞、受賞作を収録した『告白』でデビュー。同作で09年本屋大賞を受賞。12年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、16年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。18年『贖罪』がエドガー賞候補となる。その他の著書に『夜行観覧車』『白ゆき姫殺人事件』『母性』『山女日記』『リバース』『未来』『落日』など多数。


【著者紹介】
湊かなえ : 1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で小説推理新人賞を受賞、受賞作を収録した『告白』でデビュー。同作で09年、本屋大賞を受賞。12年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、16年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。18年『贖罪』がエドガー賞候補となる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    新型コロナウィルス対策購入シリーズ第55弾、湊 かなえは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、ドーナツの甘い誘惑イヤミス連作短編集でした。 百田 尚樹の『モンスター』のようなイメージだと思ったんですが、違いました。少し残念な作品です。 https://www.shueisha.co.jp/kakera/

  • bunmei さん

    一人称形式の筆致で綴られる湊作品ならではの一冊。ドーナッツに囲まれて死んだ女子高生の事件の真相を、美人美容整形外科医が、女子高生に関わった人々から聞き取りする形で物語は展開。テーマは美容整形のようですが、それより、他者を体系や容姿で判断しようとする深層心理や集団心理、固定観念の是非ついての問いを投げかけていると思います。それにしても、湊作品の教師って、なんでこんなに無能な描写をするんだろう?確かにミステリーとしての面白さは認めるし素晴らしいけど、そんな先生ばかりじゃないのも事実だと思うんだけど…。

  • 四つ葉🍀 さん

    美容整形をテーマに全七章モノローグ形式で構成された長編ミステリー。大量のドーナツがばら撒かれた部屋で亡くなった1人の少女の死の真相を求めて美貌の医師・橘久乃が次々と関係者を訪ね周る。あちこちに散りばめられた毒でドーナツ以前に胸やけがしそう。証言者で少しずつ違う意見。その人の主観や思い込みが入り、些細なニュアンスの違いから発生する誤解。真実が歪められ実像と異なる虚像が出来上がる怖さを感じる。容姿を巡る固定観念を無くそうというメッセージ性は感じられるものの、全てのカケラが集まった所で完成したパズルは消化不良。

  • のぶ さん

    美容整形をテーマにした心理ミステリー、というテーマだと聞いて読み始めたが、思っていた内容とはちょっと違っていた。美容クリニックに勤める医師の橘久乃は、幼なじみから痩せたいという相談を受ける。カウンセリングを重ねていくうちに、いろんな事情が明らかになってくる。7つの章がすべて一人称で章ごとに違う人物に対話形式で進めていき、自殺した女性の真相が浮き上がってくる構造になっている。整形はあまり表面には出ず、容姿をめぐる話題が中心になっていた。湊さんらしい毒気を含んだ描写も見受けられるが、出来としては中の中。

  • ゆみねこ さん

    とても疲れる読書でした。美醜、肥満か否か、心の毒を延々とモノローグで語る。湊かなえさんならではの手法だと思うのですが、今の私には合わなかったようです。

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湊かなえ

1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で小説推理新人賞を受賞、受賞作を収録した『告白』でデビュー。同作で09年、本屋大賞を受賞。12年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、16年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。18年『贖罪』がエドガー賞候補となる。著書多数(本データはこの書籍が刊行

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