現代戦争論―超「超限戦」-これが21世紀の戦いだ -ワニブックスPLUS新書

渡部悦和

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784847061677
ISBN 10 : 4847061675
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
424p;18

内容詳細

新書として復刻され注目を集めた『超限戦』。人民解放軍の現役大佐(当時)による、目的のためには手段を択ばない「なんでもあり」の戦争論は世界に衝撃を与えた。元陸上自衛隊陸将、元海上自衛隊海将補の二人の著者が、この「超限戦」へのアンチテーゼとして、「超限戦」を超えた21世紀の新たな戦い、現代戦の様相と考え方、そして「超限戦」に対抗するために日本が進むべき道を提言する。


【著者紹介】
渡部悦和 : 富士通システム統合研究所安全保障研究所長、元ハーバード大学アジアセンター・シニアフェロー、元陸上自衛隊東部方面総監。1978(昭和53)年、東京大学卒業後、陸上自衛隊入隊。その後、外務省安全保障課出向、ドイツ連邦軍指揮幕僚大学留学、函館駐屯地司令、東京地方協力本部長、防衛研究所副所長、陸上幕僚監部装備部長、第二師団長、陸上幕僚副長を経て2011(平成23)年に東部方面総監。2013年退職

佐々木孝博 : 富士通システム統合研究所安全保障研究所主席研究員、広島大学大学院社会科学研究科客員教授、東海大学平和戦略国際研究所客員教授。1986(昭和61)年、防衛大学校卒業後、海上自衛隊に入隊。その後、米海軍第三艦隊連絡官、オーストラリア海軍幕僚大学留学、在ロシア防衛駐在官、第八護衛隊司令、統合幕僚監部サイバー企画調整官、指揮通信開発隊司令を経て2017(平成29)年に下関基地隊司令。2018年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 姉勤 さん

    軍事がらみのニュースに触れると「 軍靴の音が」と短絡する御仁には「理解不能」なので彼らにはオススメしません。「超限戦」あらゆるリソースを敵国の不利益として利用する。陸海空の戦力に加え、宇宙、サイバー(ネット空間)、電磁波(通信妨害)、情報(世論&心理工作)がマルチドメイン(汎攻撃手段)として実行されている。その最進がチャイナであり、アメリカ、ロシアを凌ぐ。普段の生活では馴染みもなく、予備知識がないと厳しい。ゆえに理解不能と書いたが、理解したならより軍靴の音が聞こえてくるかもしれない。それは蹂躙された後に。

  • 0717 さん

    超限戦とは「目的のためには手段を選ばない。制限を加えず、あらゆる可能な手段を採用して目的を達成する」邪道の戦い方、民主主義に対するチャイナの挑戦です。今回の武漢ウイルスについても世界に対して一切謝罪することなく、「中国は世界のウイルスとの戦いのために時間を稼いだ。世界は中国に感謝すべきだ」などとうそぶく始末。超限戦的宣伝を繰り返しています。本書ではチャイナ、アメリカ、ロシアの現代戦の考え方、そして日本の現状が語られますが、バカな憲法で制限掛けまくりの状況では未来はありません(涙)。

  • sakadonohito さん

    「超限戦」を超える超・超限戦を日本に提案という感じの本。雑に言うと仮想敵国の情報戦略への対応が必要と言っているだけの本だった。戦争は外国とするものだから、諸外国の考える戦争の定義やその範囲を知らなければならないと感じました。

  • yahiro さん

    ★3 一応通読したものの、専門用語が多いため、理解は浅いかもしれない。ロシア・ウクライナの戦争については2020年の本なので当然記述がないが、この本で書かれていることが展開されているのだと思う。

  • こひた さん

    原著は難解と聞き解説に逃げた。大枠の「現場の技術的メタ張りはこうだけどそもそも韓非子ルーツで覇者ぶるなら徳をみせろや」って方向性は同意(中国の海洋やチベット水源だけじゃなく、ロシアもモスクワから離れるほど無茶苦茶だしアメリカも近隣国含む格差にもっと責任あるでしょ)、ただ価値判断は問題も含まれるかと(コロナ拡大で中国は謝罪しろ、ってのは兵器説が崩れた時に「スペイン」風邪やエイズも起源国を叩く無理筋では。WHOの件もそも要望聞く方がだし)。宇軍がロ合同演習の記憶やクリミア経験で電子戦を米軍に逆指南してた話。

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人物・団体紹介

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渡部悦和

元陸上自衛隊東部方面総監。1955年愛媛県出身。78年東京大学卒業後、陸上自衛隊入隊。外務省安全保障課出向、ドイツ連邦軍指揮幕僚大学留学を経て第28普通科連隊長(函館)、防衛研究所副所長、陸上幕僚監部装備部長、第2師団長、陸上幕僚副長。2011年東部方面総監。2013年退官

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