総中流の始まり 団地と生活時間の戦後史 青弓社ライブラリー

渡邉大輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787234629
ISBN 10 : 4787234625
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
176p;19

内容詳細

一九六五年の団地調査を復元して、当時の労働者や母親の生活実態、子どもの遊びや学習の様子などを実証的に浮き彫りにする。男性の長時間労働や遠距離通勤、性別役割の固定化を生む要因にもなった「総中流の時代」のリアルを照射する。

目次 : 第1章 普通の時間の過ごし方の成立とその変容―高度経済成長期の団地生活での一日のあり方/ 第2章 団地での母親の子育て/ 第3章 団地のなかの子どもの生活時間/ 第4章 団地のなかのテレビと「家族談笑」/ 第5章 団地と「総中流」社会―一九六〇年代の団地の意味/ 補章 「団地居住者生活実態調査」の概要とデータ復元について

【著者紹介】
渡邉大輔 : 1978年、愛知県生まれ。成蹊大学文学部准教授。専攻は老いの社会学、社会老年学

相澤真一 : 1979年、長崎県生まれ。上智大学総合人間科学部准教授。専攻は教育社会学、社会調査、比較歴史社会学

森直人 : 1970年、石川県生まれ。筑波大学人文社会系准教授。専攻は教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • jackbdc さん

    1965年の団地調査の復元。団地に住む人たちの特長、年代、仕事や考え方が近いこと等の要素を分析することが、総中流社会の理解に役立つだろうことは直感的に理解できる。本書における総中流社会の捉え方”格差の不存在ではなくベクトルの向きの共通性”には納得できる。当時と今の比較すると驚くべき変化もある。印象に残った点3つ、1.大人の睡眠時間:今より1時間以上も長い!2.家族内の親密性:家族の人数は多く住居の面積は狭いので必然的に親密だったろう。3.団地内人間関係:ママ友など地縁型コミュニティの影響力が大きかった。

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