あなたの知らない「細川家」の歴史 歴史新書

渡辺誠(文筆家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800303684
ISBN 10 : 4800303680
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
渡辺誠 ,  
追加情報
:
207p;18

内容詳細

細川家は、さまざまな意味で「奇跡の一族」といえる。鎌倉時代から連綿と七百年の歴史を刻み、近世の大名家直系の子孫で、現代において首相を唯一輩出した家でもある。日本の歴史のなかで、つねに政権中枢にかかわってきた稀なる一族でもある。さらに、政治だけではなく、和歌、茶道といった日本の伝統芸能にもかかわりをもち、「文武両道」の家風を一貫して持ち続けてきた。歴史のなかで有用な役割をになった同家の現当主・細川護煕氏(元首相)は、現在、脱原発を提唱しつつ時代の新しい潮目を読み解きつつある。

目次 : 第1部 細川家の華麗なる先祖たち(先祖と血筋/ 戦いと処世/ 美と教養)/ 第2部 日本の政治・文化史と細川家(藩政の秘話/ 藩主と政治/ 近世文化史と細川家/ 近現代の当主と政治・文化)/ 第3部 家の歴史を体現する細川護煕氏(細川家の教育/ 政治の世界で/ 新たなる戦い)

【著者紹介】
渡辺誠 : 1945年台湾生まれ。熊本市で育つ。作家。九州大学法学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • rena さん

    細川家の連綿と続く歴史と代々の当主が、文武両道(細川家の伝統だった)でその両方ともが超一流であつたのに驚嘆。 鎌倉時代零細な御家人だったのが、後年織田信長や徳川家康(関ケ原で武功を上げ、息子が三成方についたら忠義の為に切腹させる)足利義昭(天皇家3代には仕える)、係わる文化人も数え切れない、利休・宮本武蔵・沢庵・横山大観・・相撲の継承にも一役買ってる、医学校からは、北里柴三郎も輩出してるわ、歴代当主には、博物学に秀でた殿様や南の上杉鷹山のように財政再建に成功した殿様。都議選舛添氏と細川氏で戦ったっけ。

  • 坂田 哲朗 さん

    母は大分県佐賀関の生まれ、先祖は細川藩の家来で、瀬戸内航路で参勤交代を行う際の出先機関での勤めをしていたと聞いたことがあります。そんな縁もあって出張中の熊本でこの本を手にとりました。細川幽斎、忠興、ガラシアの頃の話はもちろんですが、第六代重賢(しげたか)公時代の政治改革「宝暦の治」のくだりは興味深かったです。企業が踊り場に立った時に手がけなければならないことを示唆してくれます。

  • rbyawa さん

    g014、とにかく古い家だということはさすがに知っていまして、大名家から唯一の総理大臣が! と言われても正直あんまりピンとは来ず(一番比重が大きいのは元総理ですが文化保護みたいな側面も触れてたしね)、正直室町時代の管領である細川・京兆家にいい印象があんまりなかったのですが、さらっと流してくれてたのでいいです、ざくっと自業自得で滅びてたのでいいです。その後すぐに出てきた細川幽斎がよくわからなかったんですが、あー、室町初期に分家したうちの和泉上守護の家、なんですね、上ってなに…。そっからの印象は悪くないです!

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