科学で大切なことは本と映画で学んだ

渡辺政隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784622089780
ISBN 10 : 4622089785
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;20

内容詳細

本から映画、映画から本へ縦横自在に往き来して科学を語る。ハメット、ヴォネガットからダーウィン、「時をかける少女」に「アナと雪の女王」、寺田寅彦、中谷宇吉郎、グールドにドーキンス、憧れのS.コネリー、「ひょっこりひょうたん島」、「崖の上のポニョ」、ビッグヒストリー、ダイアモンド、ハラリ…芸術も科学も文化、科学の知識があれば人生はさらに楽しい。心おどる科学研究の最先端はもちろん、科学のわき道・回り道、科学と科学者のいかにも人間味ある営みを捉えて随一の書き手の物する無類のサイエンスライティング。挿絵・山本美希。

目次 : 1 科学オタクはお好き?/ 2 新しいヒーロー像/ 3 自然の数秘術/ 4 天と地と海/ 5 想像力の挑戦/ 6 未来を駆ける青春/ 7 生と死と愛と/ 8 拝啓ダーウィンさま/ 9 進化の話/ 10 人類という存在/ 11 科学が変える人生観

【著者紹介】
渡辺政隆 : サイエンスライター。日本サイエンスコミュニケーション協会会長。東北大学特任教授。1955年生まれ。東京大学農学系大学院修了。専門はサイエンスコミュニケーション、科学史、進化生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    約40年の経歴となるサイエンスライター。ダーウィン「種の起源」の訳者である。177もの映画と本にインスパイアされた科学と人生の話を、今まで新聞や雑誌に掲載された書評、エッセイから章立てでまとめたもの。取り上げた本、映画はかなり昔のものからコロナの時期のものまで幅広いが、科学の歴史は約数百年とすると、それを素晴らしい成果と考えるか、たかだか数百年のものと考えるかは捉え方次第のように思える。知的好奇心は科学で満たされたとしても、人間のことは科学では捉えきれないのだろうと思ってしまいます。

  • はやしま さん

    科学エッセイを読む参考にしたいと手に取るがチェックしたのは4冊のみ。映画も「はじめに」で「スローターハウス5」が紹介されていたので期待したが、数は少なくSWのような大作だったりとやや期待外れ。エッセーのさわりは聞いたことがあるものが多かった。文章はさらっと書かれているけど今一つ頭に残りにくいのは当方の浅学故か。注は単に出版、映画公開のものが大部分だったので頁末より文末に各章で取り上げた本、映画それぞれをまとめて載せたほうが分かりやすいと思う。山本美希さんのイラストと大倉真一郎氏の装丁はドストライクでした。

  • mikarin さん

    サイエンス系のノンフィクションが好きです。数学や物理の天才の物語やら、ホモサピエンスの歴史やら、鳥やバッタの研究の日々のドタバタやら、大発見に至るまでの色んな人の紆余曲折なんかが楽しいのです。学生の頃から理数系の成績が壊滅的だったせいでしょうか?たぶん憧れがあるんだな。これはいわゆるサイエンスライターの著者が科学にまつわる面白そうな本と映画を紹介してくれる本という感じでしょうか。興味をもったものはメモしたのでいつか挑戦してみます。ところでけっこうネタバレしてるので知りたくないものは薄目で読みました。

  • ムーミン2号 さん

    愉快! 楽しい! そして読みたくなるし観たくなる。科学一般が得意じゃない人(ワタシのような)にも、興味深く読み通せる。星、雨、雲、雪、海、数、あるいは心霊現象にまで話が及び、本や映画の紹介があって、いよいよ頂上は「進化」である。さすが『種の起源』の訳者で、ダーウィンと進化に関する本の紹介の数々は興味は尽きない。また、カバーの表紙絵が面白い。怪獣の着ぐるみをまとった男の子がアイスを手にしている。こんな表紙を見たら、中も楽しそう、と思ってしまうし、またそれが裏切られない。

  • 古本虫がさまよう さん

    理系の人による「本と映画」論。ミステリ小説なども出てくるが、SF小説や理系ノンフィクション本などとの出会いがやはり多いようだ。スパイ映画007なども「理系」ならではの視点から論じている。なるほどねと。 ということで物理赤点、生物赤点寸前だった僕のような人間とは読書傾向も大きく異なるので、ここに出てくる作品の数々もまれに読んだ、少し積んどくしている以外は、おおむね関心外となるのだが、それはもちろん著者のせいではなく個々人の「感想」。 本は沢山あっていいね。そう思った。

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