こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち 文春文庫

渡辺一史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167838706
ISBN 10 : 4167838702
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
558p;16

内容詳細

映画化決定! 大泉洋主演、2018年冬公開予定。

ボランティアの現場、そこは「戦場」だった――

自分のことを自分でできない生き方には、尊厳がないのだろうか? 介護・福祉の現場で読み継がれる傑作ノンフィクション!

【著者紹介】
渡辺一史 : 1968年、名古屋市生まれ。中学・高校、浪人時代を大阪府豊中市で過ごし、1987年、北海道大学理2系入学と同時に札幌市に移り住む。1991年、北大文学部行動科学科を中退後、北海道を拠点に活動するフリーライターとなる。2003年刊『こんな夜更けにバナナかよ』で、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2011年刊『北の無人駅から』で、サントリー学芸賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しいたけ さん

    鹿野さんは太陽のようだ。中心でギラギラと熱を放ち、人の目を眩ませ、惹きつける。愛されるが反発もされる。黒い焔は紅の中で際立って見える。思えば太陽とは透明なきらめきとは程遠く、何層もの色をいっときに人に浴びせかけてくる。鹿野さんのもとに集まる人々も多種多様。読み手も百面相での読書となった。私自身、学生時代は障害者のボランティアをしていたし、同級生に筋ジスの子がいた。孫が障害児で、世間に向け声を上げることがどれほど勇気のいることか実感している。そこを差っ引いても、万人を唸らせ考えさせる名ノンフィクション。

  • sea&pink(しーぴん) さん

    フリーライターの作者が、鹿野という強烈な男と向き合った2年間。コミカル、ユーモラスにも感動物にも走るわけでなく、揺れ動きながらも克明に記録。施設にも家族にも頼らず普通の生活がしたいと、自宅で大勢の介助ボランティアと暮らす筋ジスの鹿野。普通の暮らしがしたいだけなのに、並大抵の事ではなし得ない。何をするにも人の手を必要とする事は、強烈な我儘となり撒き散らされる。彼の圧倒的な生命力は「人に迷惑をかけないように」という良識を蹴散らす。何十人もの学生ボランティアはなぜ彼のもとに集うのか。人間関係の考え方が覆される。

  • もりやまたけよし さん

    障害者とはいえ普通の生活をしたいと言うのはよく考えてみると普通のことだと言うことだと納得できました。それと24時間介護もしくは看護のチームを半分以上ボランティアで組成すると言うのが驚きです。

  • ゆいまある さん

    24時間人工呼吸器がついてる重度の身体障害者が在宅で暮らすのは容易なことではない。頻回の気管吸引という処置が必要で、それは限られた人しかやってはいけないことになっている。幼い頃から病院に閉じ込められた鹿野さんは、ボランティアを家族であると言い張り(家族なら吸引してもいい)、病院脱出を果たす。かくして常時40人延べ数百人(技術のあるボランティアは足りず、プロも入る)が彼に関わった。従来の医療は患者さんの管理を優先して時にその人の生き方を制限してきた。相手に寄り添った医療、福祉とは何だろう。読んで良かった。

  • naoudo さん

    「ただ生きている」だけではどうにもならない時代。「自分がフツウである」と意識することは、苦しみをもたらす要素にさえなりうるし、「特別の生き方」をしなければならないという思い込みが、生を追いつめる。「フツウに生きる」ことのポジティブな意味。『介助ノート』《もし呼吸器をつけなければ死んでしまうと宣告されたら、あなたはどうしますか?》《自分の命があと1年と宣告されたら、あなたは何をしますか?》「オレはもう大丈夫だから。みんな帰ってー。帰ってゆっくり休んで。疲れたしょー。オレも疲れたよ。もうゆっくり寝るからさ」

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