清原和博 告白 文春文庫

清原和博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167915346
ISBN 10 : 4167915340
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
257p;16

内容詳細

僕は、一体どこでまちがってしまったのだろう―。怪物の名をほしいままにした甲子園のヒーローは、なぜ覚醒剤という悪魔の手に堕ちたのか。栄光と転落の半生と自らの罪、そして鬱病、薬物依存との闘い。執行猶予中、一年間にわたりすべてを赤裸々に明かした「告白」。これは、どうしようもない、人間らしさの記録である。

目次 : 「告白」の始まり/ 岸和田の少年/ 人生を変えた16の夏/ 甲子園のライバル、そして桑田のこと/ 1985年夏、最初で最後の瞬間/ 「裏切り」のドラフト/ ドラフトの「傷」/ 黄金ルーキーの手帳/ 無冠の帝王のジレンマ/ FA宣言―巨人という決断/ 松井敬遠、清原勝負の苛立ち/ 肉体改造とグリーニーの理由/ ピアスに込めた反骨心/ 巨人解雇と涙の「とんぼ」/ 鳴り止まぬ仰木さんの電話/ 最後のひと花/ 初めて引退を考えた日/ ユー・アー・オールドマン/ 清原和博は二度死ぬ/ 526本目のホームラン/ 俺、もうやめるわ/ 生まれ変わったら、もう一度/ 覚醒剤と心の穴/ 今もまだ暗闇の中にいる

【著者紹介】
清原和博 : 1967年大阪府生まれ。小学3年生でリトルリーグに入り、PL学園高校に進学。野球の名門校で高校1年から4番を務め、5季連続で甲子園に出場。優勝2回、準優勝2回という成績を残し、甲子園通算13本塁打は歴代最多記録。1986年、ドラフト1位で西武ライオンズに入団。1年目で31本塁打を放ち、高卒新人記録を更新した。西武の4番として君臨し、6度の日本一を経験。1997年、FAで巨人へ。9年間で185本塁打を積み重ね、2006年、オリックスに移籍。膝の怪我に悩まされ、2008年に現役引退。プロ野球通算525本塁打は歴代5位。引退後は解説者などとして活躍していたが、2016年2月に覚醒剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • デーカ さん

    野球よりサッカー派の私でも知っている偉大な選手。 現役時代にどうしても打ちたかった、あと一本のホームラン。第二の人生での逆転満塁ホームランを期待しています。

  • katoyann さん

    覚醒剤に手を出すまでのライフストーリー。野球を始めた少年時代からプロ野球選手時代までの話がメインである。聞き手が上手い。ホームランを打つことへのこだわりが人一倍強く、左足に強い負荷をかけてバットを振るためか、引退間際には左膝が擦り切れてしまい、満足に歩くことすら出来なかった。ドラフト会議の巨人軍への恨みなども吐露されているのが印象的である。多面的に清原和博という人間に迫っていて、読み物としてはかなり面白い。覚醒剤の離脱症状に苦しむ様子も記されている。もう少し西武時代の話しがあると嬉しい。

  • hope さん

    僕は中学生まで坊主頭の野球小僧だった。その頃の甲子園で輝きを放つ、ひとつ年上の高校一年生が清原和博だった。 ─ 事件後に一年をかけて静かに語る彼の『告白』。インタビューに臨む清原は、毎回時間通りに来て、両親を“お父さんお母さん”と呼び、その手は小刻みに震え、ずっと怯えていた。→

  • マッちゃま さん

    Number 連載を加筆訂正した内容。プロ野球選手として、1人の人間として、我々世代にとってスーパースターであり、堕ちた英雄でもある彼の「告白」まだ若かった頃は凄い選手だと思ってはいたもののFAで巨人に来た頃には、外様だからという訳ではなかったけど好きな選手ではありませんでした。ファンという立ち位置から見えるキヨハラと、プレイヤーの清原、1個人としての清原和博、僕の中でも読んでいて様々な想いが現れてきました。全ての選手の全ての理想が叶う訳ではないプロスポーツの世界。これからの清原氏にも頑張ってもらいたい。

  • nishiyan さん

    単行本刊行当時、なぜか買う気になれなかったのは清原和博が好きだったから。執行猶予が明け、文庫化されたのを機に読み始めたのだが、繊細さとガサツさが同居する清原和博さんの人柄がよく出ている。少年時代の思い出からPL学園での栄光と挫折、西武時代1年目の気持ちを持続できなかったことの後悔と彼の全盛期をテレビやスタンドで見ていた私にしたら意外な話の連続であった。それでも野球について語るときの生き生きとした様子は感じられ、下手なバラエティ番組に出るよりも適うならば野球に関わった仕事をされたら良いのにと強く思った。

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