江戸城御庭番 徳川将軍の耳と目 読みなおす日本史

深井雅海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784642067690
ISBN 10 : 4642067698
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
213p;19

内容詳細

徳川吉宗が創設し、幕府の隠密として知られる御庭番。将軍直属の情報収集機関で、老中以下の行政機構に対抗し、幕政の主導権を握る際の重要な手段として機能した。俗説を廃し確実な史料から活動の実態を解き明かす。

目次 : 序 徳川監察政治と御庭番/ 1 御庭番の創設と御庭番家筋/ 2 表向きの職務と内密の御用/ 3 江戸向地廻り御用―隠密機能の実態1/ 4 遠国御用―隠密機能の実態2/ 5 御庭番の昇進/ 「御目見え」から見た徳川吉宗と大岡忠相の関係

【著者紹介】
深井雅海 : 1948年広島県に生まれる。1992年國學院大学博士(歴史学)。國學院大学栃木短期大学教授、聖心女子大学文学部教授を歴任。現在、公益財団法人徳川黎明会徳川林政史研究所副所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ウォーカージョン さん

    10年か20年ぶりの再読。読み始めて気が付いた。リアルな御庭番の実態を、資料を駆使して丁寧に解説。とても面白かった。この本をネタに小説が書けそう。ただ、忍者を期待してこの本を手にした人は、確実にがっかりするだろう。退屈に感じるかもしれない。

  • まふ さん

    徳川吉宗によって呼び寄せられたのを嚆矢とする、諜報部員としての伊賀者出身直参旗本御家人の活躍を記したもの。軽輩の侍が将軍近侍という立場から出世し、1200石の旗本にまで昇り詰めるものもいた。泰平の世の中であってもかかる流動的な人事が行われていたことは誠に面白い。が、期待していたスパイとしての丁丁発止という活躍の場面少なく、やや拍子抜け。知識として知っておけば良いというところか。

  • 伊達者 さん

    もともとの中公新書を図書館から借りて読んだ。御庭番の仕事ぶりを理解するのに役立つ。具体的な探索の内容などはないのでどんな指揮命令系統でどんな正式の報告がなされたかが史料を添えて詳しく説明されている。報奨や土産物にまでおよび詳しい。大名や奉行旗本の人事に影響するような報告がなされていたことが分かるが、著者は推測を拒む。小説の種などにやりそうな話。忍者というわけではなかったが、将軍の手足として理念としては現在の監査役に通じる役回りという点が興味深い。

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人物・団体紹介

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深井雅海

1948年広島県生まれ。1971年國學院大學文学部卒業。1992年國學院大學博士(歴史学)。國學院大學栃木短期大学教授、聖心女子大学文学部教授を歴任。現在、公益財団法人徳川黎明会徳川林政史研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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