浦沢直樹 描いて描いて描きまくる

浦沢直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091990419
ISBN 10 : 409199041X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
265p;26

内容詳細

秘蔵カット&14万字超インタビュー収録!
デビュー32年、単行本150冊、合計3万ページ、累計1億2662万部。
大ヒット作を次々と世に放ち、常に漫画界の最先端を走り続ける漫画家・浦沢直樹。
初の本格個展開催を記念して、その半生と制作の舞台裏について、合計12時間38分、14万5千字にのぼる超ロングインタビューを敢行!

画集『漫勉』に未収録のイラストを中心に、制作の過程がわかる秘蔵カットや名場面などをB5サイズで多数収録。
漫画家・浦沢直樹とその作品の魅力を正しく理解するための、公式ガイドブック決定版!

【本書構成】

■第1章 Q.何故ずっと漫画を描き続けるのか?
幼少期〜高校

■第2章 Q.作家・浦沢直樹はいつ確立されたのか?
[初期のURASAWA]〜[パイナップルARMY](脚本/工藤かずや)

■第3章 Q.王道の漫画とは、一体何か?
[YAWARA!]

■第4章 Q.人の心を動かすエピソードの作り方とは?
[MASTERキートン](脚本/勝鹿北星・長崎尚志)

■第5章 Q.次々に長編連載作を描き続けるモチベーションとは?
[Happy!]

■第6章 Q.魅力的なキャラクター作りの秘訣は?
[MONSTER]

■第7章 Q.どこまで決めて作品を描き始めるのか?
[20世紀少年]

■第8章 Q.情感を描くのに必要なものとは?
[PLUTO](手塚治虫・長崎尚志プロデュース・監修/手塚眞・協力/手塚プロダクション)

■第9章 Q.資料写真のない世界をどうやって描くのか?
[BILLY BAT](ストーリー共同制作/長崎尚志)

■第10章 Q.いつまで漫画を描き続けるのか?
現在〜これから
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
「すごい」「天才」「傑物だ」
そんな漠然とした怪物のような語られ方をされようになって久しい浦沢氏。

では、どこがどうすごいのか?
浦沢作品と本人の魅力を徹底的に明らかにするべく、原風景から次回作まで、12時間にわたる超ロングインタビューを敢行!

『MONSTER』グリマーさん最後のシーンの下絵、
『YAWARA!』『MASTERキートン』初期設定ラフ、
『20世紀少年』ネームなどなど、
ここでしか見られない各作品の制作秘蔵カットや、
画集『漫勉』に収録されていないカラーイラスト、
忘れがたい名場面等、図版も多数収録。

読めば必ず、浦沢作品を読み返したくなる。
ファンならずとも必読、必携の一冊です!

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読書メーターレビュー

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  • えちぜんや よーた さん

    「YAWARA!」と「Happy!」の比較。やはり「Happy!」は「YAWARA!」のアンチとして書かれていた。「Happy!」には「主人公はこうあってほしい」という読者のイメージをことごとく裏切っていく浦沢先生の意図が読み取れる。「Happy!」は「YAWARA!」と比べて善人がほとんど出てこないけど、現実の世界に即していると思う。マンガゆえに少々おおげさな描写もあるけど、世の中そんなもんじゃないでしょうかね。孤立無援でアゲインストの風がビュービューが吹きまくっているのところこそ世間というもの。

  • s-kozy さん

    これも息子からの借り本。「YAWARA!」「MONSTER」「20世紀少年」などで有名な漫画家・浦沢直樹が自身の半生とそれぞれの作品の制作秘話、さらに未来の展望についても語ったインタビューと秘蔵カットも掲載されている豪華な内容。中程には「MONSTER」のあるニ頁の「ネーム・下書き・完成原稿・雑誌掲載版」まである。ご本人は「ダサいことはやりたくない」という意識が強く、感覚的に読者が求めていることが分かるようで「天才肌の漫画職人」という印象を持った。いかん、「BILLY BAT」も読みたくなってしまった。

  • ぐうぐう さん

    今春、世田谷文学館で開催された『浦沢直樹展』を補完する目的で読むのが、本書の正しい接し方だろう。『浦沢直樹展』では、6歳のときに描いた鉄人28号の絵から、最新作『BILLY BAT』まで、多くの原画に触れる貴重な機会を得たが、本書はそのバックグラウンド、漫画家・浦沢直樹がどのように誕生し、いかにヒット作を連発する才能を得たかを、本人へののべ12時間半にもおよぶインタビューで明かしていく。多くの漫画家がそうであるように、手塚治虫体験で始まった浦沢の漫画人生は、大友克洋ショックにより本格化していく。(つづく)

  • nukowan さん

    NHKで放送されている漫勉シリーズおもしろいですよね。初期短編集から読んでいたスピリッツ世代です。YAWARA!時代はその他大勢の漫画家さんとして捉えていたけど、MONSTER、PLUTOのクオリティはさすがでした。認めざるを得ない。キチンと風呂敷をたたまないイメージがあったけど、最近は「物語を片付けない」という作り方もあることを認めてる。伊坂幸太郎作品とかでもあるよね。三日間のインタビューをまとめた読み応えのあるオフィシャル公式本でした。漫勉のフリートークをずっと聞いてるような感覚でたのしく読んでいた。

  • Bo-he-mian さん

    浦沢直樹は、『20世紀少年』で注目されメディアへの露出が増えた頃から、インタビュー記事や番組をそこそこ追ってきた。心の中では坂口尚のような漫画家を尊敬しながらも、メジャーで成功しなければ食っていけない現実主義者の印象が強くて、「お茶の間に出せないものは基本的に描かない」という言葉が強く印象に残っていた。だから基本的に「王道」の人だと永年思っていたが、このロングインタビュー本を読むと、むしろ逆で、王道の真逆をやり続けた人で、やはり反逆児なのだと強く印象づけられた事が、今までのインタビューと違い面白かった。

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人物・団体紹介

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浦沢直樹

東京都府中市出身。代表作に『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』など。大のロック・ファンとしても知られており、ミュージシャンとしても作品を発表している。

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