未来の漢方 ユニバースとコスモスの医学

津田篤太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750513188
ISBN 10 : 4750513180
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
244p;19

内容詳細

漢方では人の体をどのように診るのか。マスを治すのに長ける西洋医学に対して、総合治療である漢方の再発見とこれから―。聞き書きの名手森まゆみさんが、NHKドクターG出演の津田医師(JR東京総合病院)に聞く。

目次 : 1 病気とはなにか、健康とはなにか/ 2 漢方は患者をどう見るか/ 3 中国の漢方の歴史/ 4 日本の漢方受容と独自の発展/ 5 幕末明治の百花繚乱/ 6 尾台榕堂先生のカルテ/ 7 触ることとゆだねること―増永静人の場合/ 8 漢方はあきらめない

【著者紹介】
津田篤太郎 : 1976年京都生まれ。医師。本籍は三条東洞院。京都大学医学部卒。天理よろづ相談所病院、東京女子医大付属膠原病リウマチ痛風センター、北里大学東洋医学総合研究所を経て、現在JR東京総合病院リウマチ膠原病科(漢方専門外来)で診療をしている。わかりやすい語り口に定評があり、NHKドクターGに出演。西洋医学と漢方の双方を生かす医療をめざしている

森まゆみ : 1954年東京生まれ。PR会社に潜り込み、出版社で編集をうろ覚え、1984年、仲間と地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊して、聞き書き三昧の二五年、記憶を記録に替えてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 井の中の蛙 さん

    医学史に関する対談としてはとても面白かったが、やはり西洋医学/東洋医学の二元論を抜けきれていない感は否めなかった。何をもってエビデンスとするか、また西洋医学の医療現場における「臨床知」のあり方をどうするか、という問題提起が大事になってくるだろう、ということは本書を通して思った。

  • Asakura Arata さん

    日本漢方の歴史が俯瞰できる。 やはり、生薬を処方したいなあ。 EBMって今後廃れていくだろうなあ。 何年かたった後、「そういえば、昔はありましたよねえそういうのが」とか、懐かしむときがくるんだろうなあ。

  • 3000 さん

    ”医”についてのリテラシーをあげるための読み物。すぐに役立つ実用書ではない。この本に記されているような四方山話は、常識を知るために必要で、常識を積み上げた末に(受け入れたり、受け入れられなかったりして)自分の考え方ができてくるのだと思う。最終章、生殖技術、延命治療に関して、大火事になりそうなきわどい対話になっていて驚いた。

  • Hatsumi Sakoda さん

    漢方の歴史を振り返り今後を語る。実際に漢方治療を受けて救われた身(今も救われている)としては「ああ、そういうことなのか」というところが一杯。漢方は西洋医学の代替医療ではない、という話にもうなずけるところが多い。西洋医学と東洋医学、どちらも得手不得手があるし、患者としては個々の状態に相応しい治療を受けられればそれがベストだと思うのだが、明治維新でぼろぼろにされた東洋医学を未だに見下す風潮が一部にあるのはとても残念。

  • abs862618 さん

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