獅子の系譜 文春文庫

津本陽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167314613
ISBN 10 : 4167314614
フォーマット
出版社
発行年月
2010年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,457p

内容詳細

勇猛果敢にして智謀にも優れ、徳川家臣団最強の武将として、武門の誉れ「赤備え」を許された井伊直政。彼の才能を生涯評価し、取り立てた徳川家康とともに天下取りを果たすまでの波乱万丈の生涯を、初陣からたどる。幼少のころから家康に仕えた井伊の目によって徳川内部から関ヶ原勝利、天下統一を描いた意欲的長篇小説。

【著者紹介】
津本陽 : 昭和4(1929)年、和歌山市に生れる。東北大学法学部卒業。昭和53年『深重の海』により第79回直木賞受賞。平成7年『夢のまた夢』で第29回吉川英治文学賞を受賞。平成15年旭日小綬章を受章。平成17年第53回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 巨峰 さん

    井伊直政の話。誰々の家臣を一生続けていた人は、自分で大きな決断をすることがないから小説になりにくい。 徳川の家臣で小説にして面白そうなのは、この前読んだ水野勝成と、それから本多正信くらいではないだろうか。 津本さんは資料を重視するから、資料がない部分の作り込みがいまいち。 と、ここまで書いたけど、悪い読者ではありませんでした。すこし視点を変えた徳川創業史としても読めまし、井伊直政という人の人間性が、ここまで書いてある本はなかったので、興味深かったです。

  • Syo さん

    まぁ知ってることが ほとんどなので…。

  • アイゼナハ@灯れ松明の火 さん

    徳川四天王の一人、赤備えの井伊直政の生涯を描いた作品。『井伊軍志』という文献を基にしてるせいか(?)久々に読みやすい(笑)家康にしては珍しい教育的指導っぽいエピソードも結構出てきて、手塩にかけて育てられたのね感がちょっと楽しいです。四十二って結構な若さで亡くなられていたんですね。家康は悲しんだのかな?案外「これから大事な時なのに」って舌打ちされてたりして。

  • 只三郎 さん

    小説というよりは歴史書等の資料をまとめた解説書。 歴史が好きな人なら興味深く読めるが、ドラマみたいな物を求めている人にとっては、期待外れになる作品。

  • うたまる さん

    「近頃申しにくきことながら、世上では人をお斬りなされるとの評判が立っています。人斬りと名の立つ大将は、いい家来を持てないものです」……徳川四天王の一人、井伊直政の生涯。直政の武功は武田家の赤備え隊を吸収できたからだが、なぜ酒井でも本多でも榊原でもなく井伊だったのか。推測するに、名家武田家を誇りに思っていた甲斐衆を帰服させるには、徳川家随一の名家である井伊家でなければ難しいと家康が判断したからではないだろうか。実際己の血胤を誇ること甚だしく、すぐに手討ちにする粗暴な性格と併せ、人望の無さに憐れみを誘われる。

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人物・団体紹介

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津本陽

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、

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