宮本武蔵 文春文庫

津本陽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167314118
ISBN 10 : 4167314118
フォーマット
出版社
発行年月
1989年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,408p

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読書メーターレビュー

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  • 姉勤 さん

    剣道と抜刀術の有段者の著者であれば、「五輪書」に書かれた構えや刀法を実際試したであろう。そして小説を書くにあたり、自身が相手を斃すシミュレートし、倒された人間の惨たらしい様も目に見えたのかもしれない。そういうリアリズムを感じる宮本武蔵像。そこに吉川英治的、身辺者に愛憎を示す肉感はノイズであり、生涯真剣勝負を繰り返し、寿命を全うした異常性を納得させる物語は描きえないと思える。神仏を頼まず、怨霊を恐れぬ剣鬼の生涯。

  • ダイキ さん

    解説・桶谷秀昭。吉川英治が描いたような求道人武蔵ではなく、敵対者の頭蓋骨を木刀で容赦なく粉砕する、いわば野蛮人武蔵を描いた前半部は爽やかで面白みがあるのだが、とはいっても終局は『五輪書』の執筆であり、結局は求道的な人物像へとなだらかに傾斜してゆくので、これなら吉川武蔵の方が私にはまだ魅力があった。わずか数頁程度で済まされる巌流島の戦いも、無駄を極限に削ぎ落とした赤裸な凄みを感じさせるよりは、紙面不足のやっつけ仕事でも見せられているような描き足りなさを感じる。桶谷氏の解説は中河與一の『天の夕顔』を引く。

  • ひらぱー さん

    ☆☆宮本武蔵は天性の才能と努力の賜物だった。現代に生まれたらどういう人生だったのか考えてしまいます。どこまでも一位を目指す。しかし、その先にあったものは?人生的にはどうだったのか。

  • へたれのけい さん

    骨のある剣豪物を読んだ。満足、満足。有名な試合や山賊との勝負が出るので飽きずに楽しめた。

  • 忍者千乗りの門戸開放 さん

    別管理していた読了リストより転記

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人物・団体紹介

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津本陽

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、

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