世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

津川友介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492046241
ISBN 10 : 4492046240
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
198p;19

内容詳細

ハーバード大学を経てUCLA助教授として活動する医師が、あなたに教える不動のルール

健康になるための「体に良い食品」はこれだけ!
あらゆる食品をエビデンスベースで5グループに分類

●バターコーヒーは×
●グルテンフリーは×
●100%果汁でもジュースは×
●βカロテンは×
●白米は×

今あなたが信じている健康情報は本当に正しい情報でしょうか。
お医者さんや栄養士さんが言っていたから正しいと思っていないでしょうか。
専門の資格を持っていると正しいことを発信しているように見えますが、そうとは限りません。

せっかく健康意識の高い人が、テレビや本の誤った情報を信じてしまうことで、
その努力が無駄になったり、不健康になってしまうのはとても残念なことです。
実は、巷に溢れる「体に良い食事」には、個人の経験談だったり、
健康に良いという研究結果がごく少数のものも含まれています。

本書では、最新の膨大な研究論文をもとに複数の質の高い研究で
体に良いことが科学的に証明されている食事を紹介しています。
まずは2週間ほど本書で説明している食事法を続けてみてください。
自分の体が変わってきたことを実感できるようになるはずです。


●目次

第1章 日本人が勘違いしがちな健康常識
1 科学的根拠にもとづく本当に体に良い食事
2 食品に含まれる「成分」に惑わされるな
第2章 体に良いという科学的根拠がある食べ物
1 オリーブオイルやナッツは脳卒中やがんのリスクを下げる 
2 果物は糖尿病を予防するが、フルーツジュースは糖尿病のリスクを上げる
3 魚は心筋梗塞や乳がんのリスクを下げる 
第3章 体に悪いという科学的根拠がある食べ物
1 「白い炭水化物」は体に悪い
2 牛肉、豚肉、ソーセージやハムは健康に悪い
特別編 病気の人、子ども、妊婦にとっての「究極の食事」

著者情報
津川 友介(ツガワ ユウスケ)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)助教授
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)内科学助教授。東北大学医学部卒、ハーバード大学で修士号(MPH)および博士号(PhD)を取得。聖路加国際病院、世界銀行、ハーバード大学勤務を経て、2017年から現職。共著書に『週刊ダイヤモンド』2017年「ベスト経済書」第1位に選ばれた『「原因と結果」の経済学:データから真実を見抜く思考法』(ダイヤモンド社)。ブログ「医療政策学×医療経済学」で医療に関する最新情報を発信している。

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タイトルで「科学的に証明された〜」とある...

投稿日:2021/04/11 (日)

タイトルで「科学的に証明された〜」とあるように、著者の主張のエビデンスがずらりと掲載されています。 オリーブオイル、ナッツ、魚、野菜、果物など、現在はこの書籍で身体にいいとされるものを日々の食事を取り入れています。 効果の程は長く続けてみないとわかりませんが、日々の食事の指針として、とても参考になった本です。

sf さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 徒花 さん

    まあまあ。タイトルのとおりで、現時点でエビデンスがしっかりしていて、間違いないと思われる情報を選び、これは健康に良い食べ物、これは悪い食べ物、と紹介している一冊。そのため、引用資料を紹介するページがすごく多い。何事も食べ過ぎか良くない、バランスよく食べるのが大事という、日本人がなんとなく持ちがちな考えを一蹴し、白米はできる限り食べないほうがいい、味噌汁と漬物もやめろというのはなかなか潔い。

  • なかしー さん

    食品系出身者としてよく分かっていなかった所や誤認にしていた所があって恥ずかしさと悔しさを感じた、まさに良薬は口に苦しの良書。 読む前:魚に残留するPCBや重金属があることを気にしてあまり食べていなかった。 典型的な栄養史上主義だった、健康に良い成分だけ取ってれば良いんでしょ。 健康に良い食べ物の中でエビデンスがしっかり出ているもの強弱、エビデンスとして悪いと分かっているものの階級が明確に分けられておらずごっちゃになっていた。 読んだ後:肉でも卵でも微量の有害物が入っていること、成分だけでなく食品として

  • とも さん

    オーディオブック。 1度読んだ事があったが、感想書いていなかった。 テレビ等の健康情報を信じない。エビデンスがしっかしたメタアナリシスの情報を集める 白い炭水化物、赤い肉、加工肉、バター等を摂らないで魚、野菜果物、オリーブオイル、ナッツを摂る。 朝食、トーストにハムのっけてマヨネーズかけて食べてた。ハム辞めて、白米を玄米にしよう。

  • アキ さん

    健康に良い食品は、魚・野菜と果物・茶色い炭水化物・オリーブオイル・ナッツ類の5つ。健康に悪いのは、赤い肉・白い炭水化物・飽和脂肪酸の3つである、というのがすべて。但し欧米人には地中海食は有効だけど、日本人にそのまま当てはまるとは思えない。エビデンスという考えも輸入されたもの。厚生労働省の栄養食品ガイドラインが拠り所になるが、これもコメ農家に配慮した政治的な忖度があるのなら、日本人の生活習慣病に関してまだわかってないことが多いことが逆に浮き彫りになる。因みにグルテンフリーは日本人にはほぼ関係ないらしい。

  • ソーニャ さん

    食事本に興味があり前から読みたかったのをようやく読んだ。 健康であることを三大疾病などのリスクを減らし長生きできる確率を上げることと定義して、その上で健康に良い食品と悪い食品、その根拠となる研究(の信頼度)を紹介。 最初にシンプルに結論を書いていて、かなり読みやすかった。やはり基本は地中海食。成分ではなく食品に注目すべきというのは知らなかった。しかし一部サプリメントが有効であるとした文章もあったのでサプリメント本も書いてほしいと思った。ネット情報の質の悪さは自分も実感しているので英語での検索に挑戦したい。

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