8歳から80歳までの世界文学入門 対話で学ぶ“世界文学”連続講義 4

沼野充義

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334978822
ISBN 10 : 4334978827
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
341p;19

内容詳細

本を読むのに早すぎるも遅すぎるもない!東大・沼野教授の好評対談集、第4弾。

目次 : 1 特別編 いまだから、文学だからこそできること 池澤夏樹×沼野充義―日本文学を問い直す「日本文学全集」というあらたな試み(「日本文学全集」の編集方針―丸谷才一、吉田健一のモダニズムと日本の近代文学/ 日本文学にある“長さ”を、その時々の作品で追いかけてみたかった ほか)/ 2 シリーズ「文学のなかの子ども」 どうしても物語が必要だ 小川洋子×沼野充義―あなたの中の「子ども」に捧げる大人にもある子どもの世界(平面の世界を立体的に読むこと/ 文学はいろいろ、である ほか)/ 3 シリーズ「文学のなかの子ども」 子どもと絵本翻訳が教えてくれたこと 青山南×沼野充義―あなたの中の「子ども」に捧げる絵本と翻訳の楽しみ(青春は、海外文学とともにあった/ 出版大国アメリカは、実は翻訳小国―読みやすさの陥穽 ほか)/ 4 シリーズ「文学のなかの子ども」 私の「スイートスポット」が呼び寄せたアメリカ現代小説 岸本佐知子×沼野充義―あなたの中の「子ども」に捧げる子どもの文学の「気になる部分」(『にんじん』と『小僧の神様』/ ブローティガンが好きだった ほか)/ 5 番外編「現代日本文学講義」外から見た日本の現代文学 マイケル・エメリック×沼野充義―文学と翻訳の世界性をめぐって(『源氏物語』事始め/ 『源氏』という時間を超えた「世界文学」 ほか)

【著者紹介】
沼野充義 : 1954年東京都生まれ。文芸評論家。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学研究室)。専門はロシア・ポーランド文学。東京大学教養学部教養学科卒業後、ハーヴァード大学大学院、東京大学大学院人文科学研究科に学ぶ。著書に『徹夜の塊 亡命文学論』(2002年サントリー学芸賞受賞)『ユートピア文学論 徹夜の塊』(2003年読売文学賞受賞)など。日本文学の海外への紹介にも意欲的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Y さん

    文学で得られる豊かさにふれられた。年齢に応じた読書入門かと勝手に思っていたので、本を開いてみると子供向けの本についてが中心で少し肩透かしをくらったような感じもしたけれど、すごく面白かった。小川洋子さんの話すこと、そして人柄が素敵だなあと思ったので、小川洋子さんの著作をこれから読んでみたい。

  • かもめ通信 さん

    この広い世界には実に多様な面白い文学が山ほどあるってことは、わざわざ教えて貰わなくてもよく知っている!と思いつつ、ちょっとだけ覗いてみるか……とページをめくったのが運の尽き!いやだわ、なにこれ面白い! 収録されている5つの対談のトップは池澤夏樹。「世界文学全集」と「日本文学全集」の編集方針の元となっている考え方に思わず唸る。小川洋子、青山南、岸本佐和子、マイケル・エメリックと続くのだが、その読書遍歴にも人柄にも目の付け所にも驚き笑う。世界の文学だけでなく、世界の中の日本文学を考えることができる1冊だった。

  • tom さん

    図書館の紹介本コーナーに置いてあった本。このコーナー、月替わりで、テーマ本を集めているのだけど、普段目に入らない本を置いている。そして、この本をめくってみると敬愛する岸本佐知子さんが登場する。これは読まなきゃと借りてくる。翻訳者が何を考えているのかが浮かび上がって来てとても面白い。そして、小川洋子,青山南と続いて対談の面白さにワクワクする。池澤夏樹さんは読んだことのない人だけど、ちょっと凄そう。読みたい本が増えてしまって、酒を飲み干すじゃなくて、本を読み干す事態に突入しそう。嬉しいような拷問のような。

  • わか☆ さん

    読友さんが読んでいて気になっていた本。文芸評論家の沼野充義さんが池澤夏樹さん・小川洋子さん・青山南さん・岸本佐知子さん・マイケル・エメリックさんと対談する内容です。自分の中でくすぶっていた文学についての疑問を分かりやすい言い方で説明してくれていて、とても満足しました。たまに文系の人間や文学は必要ない説をぶつけてくる人にうまく説明できなくて悲しい気持ちになっていたので。小川洋子さんの「そこに書かれるのを待っている物語がある」という文章が好きでした。

  • ののまる さん

    おもしろかった!欲を言えば、題名にある8歳(こども)についての話はたくさんあるので、80歳前後の老人にとっての文学も語ってほしかった。

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