世界は文学でできている 対話で学ぶ“世界文学”連続講義

沼野充義

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334976767
ISBN 10 : 433497676X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
374p 19cm(B6)

内容詳細

目次 : はじめに 世界文学のりりしいヒロイン(ヒーロー)たちのために/ 1 越境文学の冒険―言語のはざまを生きる(リービ英雄/ 沼野充義)/ 2 国境も時代も飛び越えて―ネットは文学を変えるか(平野啓一郎/ 沼野充義)/ 3 「Jブンガク」への招待―世界文学の中で日本文学を読む(ロバート・キャンベル/ 沼野充義)/ 4 詩を読む、詩を聴く―詩は言葉の音楽だ(飯野友幸/ 沼野充義)/ 5 現代日本に甦るドストエフスキー―神なき時代の文学者たちへ(亀山郁夫/ 沼野充義)/ おわりに 「三・一一後」の世界文学を読むために

【著者紹介】
沼野充義 : 1954年、東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学研究室)。東京大学教養学部教養学科卒、同大学人文科学研究科大学院を経て、フルブライト留学生としてハーヴァード大学大学院に学ぶ。専門はロシア・ポーランド文学。著書に、『徹夜の塊 亡命文学論』(サントリー学芸賞受賞)、『ユートピア文学論』(読売文学賞受賞)など。文芸評論、翻訳、日本文学の海外への紹介にも積極的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    沼野先生による、世界文学に関する対談集です。それぞれの相手は、リービ英雄、飯野友幸、平野啓一郎、ロバート・キャンベル、亀山郁夫さんです。興味のある分野についての対談でそれぞれに読書ガイドということでの本の紹介があります。最後の亀山先生のは講義があり、それに対しての質疑応答のような感じで一番楽しめました。やはりまだまだ未読の本があると感じました。

  • やいっち さん

    沼野充義氏と五名の文学者らとの対談集。リービ英雄、平野啓一郎、ロバート・キャンベル、飯野友幸、亀山郁夫の五氏。いずれも傑出した方々。翻訳論。創作、詩作。各国の小説や、特に詩を翻訳で読むことの意義。本書でフレーブニコフなるトンでも詩人を知ったし、辻原登のことを思い出させてくれた。埴谷雄高「悪霊」がちょっと扱われていたのが個人的に嬉しかった。忘れられつつある作家評論家なのかな。淋しいな。

  • 夜長月🌙 さん

    5人の作家や文学者をゲストに迎えてそれぞれの得意とする分野から現代の文学や読書に切り込んでいきます。読書はどのくらいたくさん読むかではなく、何を選んでどう読むかです。そして何を選ぶかの正解は個人毎に異なります。つまりは一定の名作を読めば足りる時代ではなくなったのです。しかし、昔から生き続ける古典というものを無視することはできません。あなた自身の世界名作全集を編みましょう。

  • マエダ さん

    亀山さんとの対談やドストエフスキーの考察は面白い。亀山さんのひととなりは初めて知ることができた。

  • 流之助 さん

    日本文学と世界文学。確かにそのように二元的に分けて考えるのはおかしいな、と感じたり。世界的に見れば既に日本という国はそこまでエキゾチックでも神秘に満ち溢れてもいないのかもしれず、そうなるとノーベル賞辺りを日本人が受賞することは今の所ないのではないのか。そんな風に最近考えていた私にとって、物事を「文学」から見ていくのに助けとなる1冊。奇しくも台風被害に見舞われている今、ここもまた1つの転換期となるのかもしれない。

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