基本情報
内容詳細
開高健文学・ノンフィクションの再評価。単行本未収録再録と重松清による角田光代インタビュー等。増補は、母校で行われた幻の講演「昔、ここであったこと」。
開高健アルバム
【エッセイ】
坂本忠雄 ──開高文学の生命力
小林照幸 ──ふたつの十七年
島尾伸三 ──不思議な記憶
【開高健への視座】
丸川哲史 ──記録する眼 開高健にとっての中国/ベトナム体験
栗原裕一郎 ──開高健が「ぼやけた」感じなのはどうしてか
【特別インタヴュー】
角田光代
重松 清(聞き手)
──失われた戦場を求めて
書けないことを書き続ける
増補 【映画アンケート】
開高健 史上洋画ベスト10
増補 【幻の講演】
開高健単行本未収録コレクション うちあける。
開高健
昔、ここであったこと
1978年11月27日、於・母校=大阪府立天王寺高校
【開高健単行本未収録コレクション 答える。/読む。】
開高健
A・A諸国の情熱
開高健さんと嘔吐を読む
【開高健単行本未収録コレクション 開高健、語る。】
開高健with
長野重一 ──もうひとつの言葉としての写真 報道写真のあり方を語る
佐々木基一 ──アイヒマン裁判の意味
荻昌弘・小松左京 ──闇市時代の“美味”求真を語る
西園寺公一・田中祐三 ──西園寺さん開高さんのフィッシュ・オン
矢崎泰久 ──開高健 現場主義に変節なし
開高道子 ──親子対談
吉武力生 ──ワインスピーク 諸君すべからく飲みたまえ
【作家論】
アンヌ・バヤール=坂井 ──Anywhere out of the world
鳥羽耕史 ──紙と真実 開高健の知的探求について
【想い出のひと】
糸井重里 ──痩せたソクラテスより肥った人。
山口瞳 ──職場での開高健
武田百合子 ──開高さんと羊子さん
【作品論】
中根隆行 ──北海道のロビンソンたち 開高健『ロビンソンの末裔』と開拓農民をめぐる物語
倉数茂 ──近代の〈約束〉 ポリティカルフィクションとしての『日本三文オペラ』
淺野卓夫 ──手の声たちのほうへ…
【資料】
作品ガイド/略年譜/著作リスト
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
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