河出書房新社編集部

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神谷美恵子 「生きがい」は「葛藤」から生まれる。 文藝別冊

河出書房新社編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309978451
ISBN 10 : 4309978452
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
207p;21

内容詳細

『生きがいについて』『こころの旅』など、その著作は今なお「人生の意味」に格闘する人びとに深い覚醒を促す。生誕100年の2014年、改めてその人生と業績を辿り、やさしく紐解いていく。

【未発表書簡! 長男、律への手紙】

【神谷美恵子を知るキーワード25】

《作家として》
『生きがいについて』/『人間をみつめて』/『こころの旅』/『遍歴』/日記

《激動の娘時代》
父、前田多門/スイス/新渡戸稲造/野村一彦/結核/浦口真左/GHQ

《医師として》
ハンセン病/国立療養所長島愛生園/光田健輔

《翻訳家として》
マルクス・アウレリウス/ハリール・ジブラーン/ミシェル・フーコー/グレゴリー・ジルボーグ/ヴァージニア・ウルフ

《教師として》
神戸女学院大学/津田塾大学

《妻として 母として》
神谷宣郎/神谷 律/神谷 徹

【日記とともに味わう エッセイコレクション】
(1) 『生きがいについて』より
認識としての生きがい感/自由への欲求/自己実現への欲求/心の奥行の変化/精神化
(2) 『人間をみつめて』より
自発性と主体性について/反抗心について/使命感について
(3) 『こころの旅』より
アイデンティティの問題/配偶者の選択/子どもと家庭

学生運動 ——母として教師として
生きがい論に思う
バッハの音楽

[エッセイ]
川口有美子 ——それは、ただ生きて在ること
坪内祐三 ——『生きがいについて』を読む前に

[抄録]
中井久夫 ——神谷美恵子さんの「人と読書」をめぐって(抄)

[論考]
釘宮明美 ——神谷美恵子とキリスト教 魂の認識への献身と人間の宗教性

[インタビュー]
森まゆみ ——神谷美恵子の魅力
高橋幸彦 ——主婦の香りを失わず、誰とでも同じような目線で話す神谷美恵子先生
尾崎元昭 ——神谷美恵子先生との感銘深い触れ合い 〜ハンセン病隔離政策の狭間で〜

[講演]
日野原重明 ——人生の生き方の選択

[鼎談]
樋野興夫×石田雅夫×神谷徹
——神谷美恵子を語る ——医師として、母として

[ルポ]
苦しみの記憶を「遺産」へ。
2014年・国立療養所長島愛生園訪問記

●誤植のお詫び

本文6頁に掲載致しました写真に誤りがございました。下記の通り訂正させていただきます。読者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し
上げます。

p6 下段の写真

(誤)「直筆の日記帳」
 ↓
(正) 長島愛生園にて診療時につけた1968年のカルテ。高橋幸彦医師の記述もあり、9/6、9/20、10/18の記録が本人によるもの。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roco さん

    伝記を読んで「こんな立派すぎる人に子どもの読者は共感できるのだろうか?」と感じ、もう少し彼女のことを知ろうと思った。大正の上流階級に生まれ、精神科医、エッセイスト、翻訳家、妻・母として多忙な日々を過ごしながら、ハンセン病患者への使命感、知的向上心の強さは並々ならぬ。よほど激しいものを秘めていた人なのだろうと思うが、実際に会った人は彼女を「優しい人」という。代表作の『生きがいについて』の抜粋もあるが、海外の古典や新論文からの引用などもあり、読み解くのは難しい。結局この人の姿はあまりつかめなかった。

  • きょ さん

    神谷さんは、私をいつも圧倒する。生き方や暮らし方、考え方を振り返させられる。いい加減な、楽な方へと流される自分が恥ずかしくなる。けれど神谷さんの文章は、説教や上からの教えではなくて、こういう文は、日頃から自己を見つめ、けれど周囲への包容力があるから書けるのだなあという、癒しに満ちている。心に残る文章を記憶したいのだが、ムリな私は、次々と神谷さんに関する本を借り、買ってしまう。多分誰にでもある「なぜ私ではなくあなたが」という思いから生じる謙虚さで、周囲に役立つことをして生きていくことを考えさせられる。

  • kiriya shinichiro さん

    ちょっと微妙な本かな……最初に読む神谷美恵子はこれじゃない方がいいです。みすず書房の全集で、日記あたりからとかをお勧めしておく。たとえばウリになってる、野村胡堂の長男とのエピソードは肩すかしな上、名前は「和彦」なの、「一彦」なの、どっちなの? 何度も見返しちゃったよ。これは校正の責任。長島愛生園に関する記載が読みどころかな……美恵子さんが、光田健輔の様子を活写していて、そこに潜んでいる時代の醜さをあらわにしている。彼を一方的に責めてはいけないというのは簡単だけど、彼にそうさせた人々は糾弾されるべきでは。

  • かわけい さん

    定年退職して毎日をブラブラ生きている自分はこのままでいいのか。生活するだけなら年金とわずかな預金で何とかなる。しかし、それで生きているといえるのか?誰かの役に立っているのか、社会は私を必要としているのか。本や映画を見たり、街を探訪しながら軒下に置かれた草花を楽しみ疲れたら公園で一休み。週に一度はテニススクールで汗を流している。私にしたら出来すぎの人生の放課後である。「私に代わって地獄の責め苦を悩みぬいてくれている人がいる」のだろうか?金も才能もない私がすべきことは何だろう。このままでいいという声もするが

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