あの世とこの世を季節は巡る 潮文庫

沢村鐵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784267021206
ISBN 10 : 4267021201
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
229p;16

内容詳細

すべてはあの夏に始まった。明彦の通うプールでは不可思議な現象がたびたび起こっていた。水の中に何かいる。ある日、一人の青年がプールの前にたたずんでいた。なんとその青年は幽霊と話ができるらしく―。六道の世界を周回する山手線、真冬の高校で起きた行方不明事件、取り残された迷子の少年霊。日常に起きる怪異をめぐる短編集!

【著者紹介】
沢村鐵 : 1970年岩手県釜石市生まれ。2000年『雨の鎮魂歌(レクイレム)』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Junichi Yamaguchi さん

    『迷子係』… 沢村さんの側面を見た感じ。 優しいホラー⁈と言えばいいのかな⁈ 主人公の人となりをより知りたくなる物語。。

  • 坂城 弥生 さん

    不思議な話の短編集。続きがあったら読みたい。

  • 昼夜 さん

    優しい迷子係の慎治くんと話してみたくなりました。続編も読みたいです。

  • ぴよ子 さん

    ホラー連作短編。日下慎治という謎の青年が、すっと現れて奇妙な事件を解決していく。恐怖というよりは、すっと冷えていく、そんな感じで雰囲気がとても好きでした。日下慎治が謎のままなのでもっと深く読みたいなと思いました。プロローグということなので、続きが楽しみです。

  • かおすけ さん

    【NetGalleyJPからのゲラ】3/5に刊行されています。スポーツクラブでの水泳の練習中に、不気味な体験をした明彦。学校を早退して山手線に乗って帰宅中に、異世界に連れて来られた祐仁。高校生のときの恐ろしい体験から、猿の相手ができなくなった獣医の則子。マンションの駐車場から出られず、住人を脅かして遊んでいる幽霊の雄飛。どの話にも登場する日下慎治。祓うわけでもなく退治するわけでもなく、異界のものである相手の存在を認め、話し相手になる。慎治のそんな優しさに救われるものたち。心温まるホラーでした。

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沢村鐵

1970年、岩手県釜石市生まれ。2000年『雨の鎮魂歌(レクイエム)』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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