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ISBN 10 : 4276202698
Content Description
「ロマン派の中のロマン派」――
大作曲家たちの“すごさ”“素晴らしさ”が楽しくわかる! すべてのクラシック音楽ファン座右の書、日本クラシック音楽界の重鎮・池辺晋一郎の代表著作『音符たち』シリーズ。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキー、シューベルト、メンデルスゾーン、ハイドンに続き、シューマンが刊行、新装版化がこれにて完結!!
「こむずかしそうな学者的解説やアナリーゼは避け、名曲の楽譜に並んだ“音符たち”の、いわば『行間』から裏側をのぞき、そこからオッと思える芽を見つけ、摘み取り、いじくりまわしてみる――それらを『同業者』として作曲家の立場で行う」という同シリーズのコンセプトのもと、著者が「作曲と文筆を仕事とする先駆である」と感慨を抱くシューマンが創り上げた名曲の名曲たるゆえんを、「詩人の恋」などの歌曲、「パピヨン」をはじめとするピアノ曲から交響曲まで、軽妙洒脱な筆致で説き明かす。
【著者紹介】
池辺晋一郎 : 1943年水戸市生まれ。作曲を池内友次郎、島岡譲、矢代秋雄、三善晃の各氏に師事。67年東京芸術大学卒業。71年同大学院修了。在学中、安宅賞、66年日本音楽コンクール第1位、同年音楽之友社室内楽曲作曲懸賞第1位、67年中西音楽賞第3位、68年音楽之友社作曲賞などを受ける。以後、ザルツブルクTVオペラ祭優秀賞、イタリア放送協会賞3度、国際エミー賞、芸術祭優秀賞4度、尾高賞3度、毎日映画コンクール音楽賞3度、日本アカデミー賞優秀音楽賞9度(うち3度最優秀賞)、2022旭日中綬章など。東京音楽大学名誉教授、東京オペラシティ・ミュージックディレクター、石川県立音楽堂洋楽監督、姫路市文化国際交流財団芸術監督、世田谷区音楽事業部音楽監督ほか多くの文化団体の企画運営、コンクール選考などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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