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どうせ死ぬから言わせてもらおう 角川新書

池田清彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040824086
ISBN 10 : 4040824083
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan

Content Description

首尾一貫性はつねに美徳なのか?ヒトが組織に忠誠を誓うのはなぜか?人為的温暖化説は正しいのか?コロナは社会システムを変えるのか?コロナは社会システムを変えるのか?前提が間違っているのに、一所懸命やるのは滅びへの近道だ!過激リバタリアンを自称する著者が、老い先短い気楽さと独自のマイノリティ視点で、誰もが言えない「ホンネ」や「ギモン」に斬り込む。

目次 : 1 日本の幻想(生きた証/ 組織に忠誠を誓うのはなぜか/ 日本の下級国民の多くはなぜここまで従順なのか/ 囲碁、将棋、スポーツ、オリンピック/ スポーツは危険・取扱注意ということについて)/ 2 おコトバですが(感情に訴える言葉に共感しない能力を磨く/ 敬称の文脈依存性について/ 自然言語は定義できない(概念は実在しない)/ 首尾一貫性という呪縛)/ 3 コロナ狂騒曲(一所懸命は危険だ/ コロナ禍で分かったムダの効用/ チフスのメアリーとコロナのジョン/ 厚労省の利権がらみでPCR検査が進まない/ コロナは社会システムを変えるか?)/ 4 思い込んだら百年目(人為的地球温暖化という似非科学を未だに信じる人々/ 人為的温暖化とは無縁な台風の被害/ ビーガンという倒錯/ 多様性ってなんだろう/ 「役に立つ」とはどういうことか)/ 5 閑居老人のよしなしごと(家庭菜園に来る害虫たち/ 老人閑居してよしなしごとを考える/ 私がいじめられなかったわけ/ 埋葬と墓に関するいくつかの話/ 物々交換の過去と未来)

【著者紹介】
池田清彦 : 1947年、東京生まれ。生物学者。早稲田大学名誉教授。構造主義生物学の立場から科学論・社会評論等の執筆も行う。カミキリムシの収集家としても知られる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ホークス

    2021年刊。題名にしなくても、どうせ著者は言いたいことを言う。本書では思いつくまま世の中に文句をつけてるけど、一つ一つは正直どうでも良い。ただ「空気なんか読むな!」という一点だけは全面的に賛成。たぶん著者は死ぬまで言い続けてくれるだろう。私の場合は読めないだけだけど嬉しい。あと冒頭の「ヒトに生きる意味などはない」の言葉も気持ちいい。いや意味はある、と言っても受け売りとか刷り込みだったりする。ゼロから自問すれば良いと思う。感想にならないけど、また読まないように書いておく。

  • テツ

    共感する能力が社会で生きる上では必須であり、互いに察する在り方こそが美しく尊いみたいな妄言が以前から大嫌いだったので楽しく読めました。「みんな」で「ただしい」ことに邁進しているときにこそ個人個人は繊細に敏感にその危うさを認識しなければならないのに、そうした部分を全て無視した一丸となることへの賛美ってきもちが悪いよなあ。ぼくは死ぬほどノンポリなので戦争に向かう云々みたいなイデオロギーをベースとしたお話には全く興味がないのですが、勝手に「みんな」に組み入れられて思想を共にすることを強いられるのには反吐が出る。

  • Iwata Kentaro

    献本御礼。池田節炸裂で、読んで愉快になる人と激怒する人に二分されそうだけど、後者はそもそも読まない可能性高し。そのとおり だからよけいに 腹が立ち

  • Asakura Arata

    幻想と実在をしっかり区別して、自分の頭で考えるようにしないと、思わぬところで落とし穴にハマる。しかし、死ぬ間際にならないと幻想を幻想だと言えない世の中になったというのは悲しいことだ。

  • お晩で、すげち

    自分が何となく感じていたこと、もやもやしていたこと、変だけどそんなもんかと思っていたことを、説明してくれたり、腑に落ちたところが多数。 印象に残った文。 これを文化というのだ。日本はもはや文化国家ではないので、何を言っても詮無いか。 方針が間違っていても、すぐさま改めるというのがいかに難しいかということがよく分かる。 間違いだと分かっても改めないことを「無謬性の原則」と呼ぶ。

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