紙の日本史 古典と絵巻物が伝える文化遺産

池田寿

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784585221760
ISBN 10 : 458522176X
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
276p;19

内容詳細

古来、日本人の生活のなかに紙は常に存在していた。時代の美意識や技術を反映しながら、さまざまな用途に合わせ、紙は作られ、選ばれ、利用されていた。長年文化財を取り扱ってきた最先端の現場での知見を活かし、さまざまな古典作品や絵巻物をひもときながら、文化の源泉としての紙の実像、そして、それに向き合ってきた人びとの営みを探る。

目次 : 1 紙漉き(絵巻物にみる紙漉き/ 職人歌合にみる紙漉き ほか)/ 2 紙の機能と用途(書く(書写・記録材)/ 包む ほか)/ 3 紙名と紙色(紙名/ 紙色 ほか)/ 4 反古紙(奈良時代の反古紙/ 平安時代の反古紙 ほか)

【著者紹介】
池田寿 : 昭和32(1957)年生まれ。文化庁文化財部美術学芸課主任文化財調査官。専門は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 六点 さん

    現在でも、和紙というものは、専門店に行くとびっくりするほどの種類がある。洋紙でもである。職場の複合機で使う紙ですらこだわりを見せる人間がいたりするのである。美術館に行けば、素晴らしい料紙に嫋々たる連綿体の古筆切に感動したこともある。「紙漉き」に始まり「反古紙」に至るまで、古典文学と絵巻を中心に紡がれる、日本の紙の文化の重厚さに瞠目させられる。歴史史料の料紙を見る目は確実に変わると自覚している。和紙の多機能性と文化の重厚さは世界に誇るべきであろう。できれば万年筆に相性の良い和紙欲しいなあ。

  • クサバナリスト さん

    挿入されている白黒写真だけでは全く分からなかった。やっぱり、こういうのは、現物を目でみたり、触ったりしないと、いくら言葉で説明されても理解できない。ただひとつ理解できたのは、昔はお寺に紙をすく専門職のような非とがいたこと。

  • きくち さん

    お仕事関連。

  • K さん

    古書観賞に際しての着眼点が増えた。 また読み返したい。

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池田寿

昭和32(1957)年生まれ。日本女子大学非常勤講師、元・文化庁文化財部美術学芸課主任文化財調査官。専門は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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