剣客商売 11 新潮文庫

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101157412
ISBN 10 : 4101157413
フォーマット
出版社
発行年月
2003年01月
日本
追加情報
:
16cm,351p

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    11冊目は、短編が7つ収められています。主人公の初孫誕生に伴いその命名をどうするか、ということや、むかしの道場の弟子を自分の手で始末してやりきれなさに悩む姿などが印象に残ります。また小兵衛としては珍しいことに息子の大二郎に剣の試合で負けてやってくれと頼む話など、いつもながら人情味のあるものも多く楽しめました。

  • yoshida さん

    剣客商売シリーズ第11弾。大治郎と三冬に子が生まれる。小兵衛の初孫でもあり小太郎と命名される。シリーズを読んでいて実に感慨深い。かつての小兵衛の弟子が現れる。事件を起こした弟子を自身の手で始末をつける小兵衛。かつての弟子の姿に他に方法はなかったか、想いにふける小兵衛。最終話で小兵衛の別の弟子が悪事の依頼を受ける。その事件での小兵衛の処し方に、小兵衛の想いがある。作品を通じて小兵衛が老いたと言う描写が目にとまる。剣の腕が落ちた訳でもない。病を得たのでもない。だが人はいつか老いる。一抹の寂しさを感じつつ読了。

  • 優希 さん

    タイトルが『勝負』なので緊張感を連想させますが、全体的にあたたかみのある雰囲気が漂っていました。何といっても今回のメインは三冬が子供を産んだことでしょう。大治郎も父親になるのですね。初孫の名前をめぐる小兵衞とおはるのやりとりも微笑ましい。祖父になった小兵衞、父になった大治郎が今後どのように活躍していくか楽しみになりました。

  • ゴンゾウ@新潮部 さん

    待望の初孫誕生のおめでたい第11シリーズであったが、小兵衛さんにとっては悲しい物語も多かった。かつての弟子を自らの手にかけた小兵衛さん。今の自分だったらあの時違った対処が出来たのにと悔やんでしまう。新しい家族が増えた喜びと少し淋しさが同居した作品だった。

  • Makoto Yamamoto さん

    再読。 若かりし頃のアドバイスが必ずしも十分でなくって、反省する小兵衛。60を過ぎた今なら、違った言葉を選んだと思い落ち込む小兵衛ってうまく加齢していると思う。 「勝負」での【その試合「負けてやれ」』の言葉は年輪を重ねた結果。 三冬も同じ言葉を大治郎に。 大治郎は自分忠実に試合に出る。 いい話。 『初孫命名』ほのぼのしたやり取り。『助太刀』秋山親子も一役買った動きに。 再読なのだが、いずれの短編もスッと入って、のめり込んでしまう。 次巻がア楽しみ。

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人物・団体紹介

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池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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