日本文学100年の名作 第8巻 1984‐1993 薄情くじら 新潮文庫

池内紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101274393
ISBN 10 : 4101274398
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
503p;16

内容詳細

バブルが芽生え、やがて弾けて平成不況に突入する転換点。この時期に生まれた名作14編。

【著者紹介】
池内紀 : 1940(昭和15)年兵庫県姫路市生れ。ドイツ文学者。翻訳、評論をはじめ、エッセイ、人物列伝、演芸・歌舞伎論など、執筆範囲は多岐にわたる。訳書に『ファウスト』(毎日出版文化賞)、著者に『恩地孝四郎』(読売文学賞)、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)などがある

川本三郎 : 1944(昭和19)年東京生れ。文学、映画、旅を中心とした評論やエッセイ、翻訳など幅広い執筆活動で知られる。著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞)など多数

松田哲夫 : 1947(昭和22)年東京生まれ。編集者、書評家。’70年に筑摩書房入社後、数々のベストセラーを生み出し、“ちくま文庫”を創刊する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この巻には1984年から93年までに発表された14の短篇が収められています。バブルの萌芽が出てきてそれがはじけ、不況へという時代です。標題になっている田辺聖子さんの「薄情くじら」、宮本輝さんの「力道山の弟」、宮部みゆきさんの「神無月」、北村薫さんの「ものがたり」がわたしには印象に残りました。このシリーズは文字が本当に大きくて年寄りには非常に読みやすくなっています(分厚くはなりますが)。

  • メタボン さん

    ☆☆☆☆☆秀作揃い。悲惨な状況で子供を失うが性を通して死から生へ転換されるのが鮮やかな「大城立裕・夏草」臨終時のまくらおとしとはそういうことか「深沢七郎・極楽まくらおとし図」貧しい夫婦が住む物件を探す「佐藤泰志・美しい夏」関西人の鯨愛「薄情くじら」柳生兵助が独身の理由「隆慶一郎・慶安御前試合」その目に死の予感を感じる「山田詠美・ひよこの眼」、デマの調査がサイコスリラー的状況に「中島らも・白いメリーさん」もらった鮨を浮浪者に与えるのに逡巡する「阿川弘之・鮨」作話の裏にある義妹の思いは「北村薫・ものがたり」。

  • ぐうぐう さん

    昭和から平成へ。1984年から1993年までに発表された小説を収録した第8巻。昭和の終わりを予感していたかのように、昭和の気配が濃厚な高井有一「半日の放浪」。かと思えば、平成不況を先取りしたような佐藤泰志「美しい夏」。また、山田詠美や中島らもといった、新しい世代の登場を告げる作品もある。しかし、そんな中にあって、尾辻克彦の「出口」は異質だ。時代性や文学史を超越したこのインパクトは、本書でもとびきりの存在感を放っている。

  • mami さん

    裏表紙に書かれた「バブルが芽生え、やがて弾けて平成不況に土突入する転換点。この時期に生まれた名作14編」という形で綴られた作品集。山田詠美さん「ひよこの眼」が深く心に刺さり、初めて読む中島らも氏「白いメリーさん」に人の心の奥底に潜む闇に気づいたりと様々な発見が。こんな中途半端な巻からじゃなくてちゃんと1巻から読むべきだったかも。

  • 辛口カレーうどん さん

    私の少女時代にあたる、84年から93年の作品集。だが内容は甘いノスタルジーなど少なく、重い。重く切ないが秀逸。うまい作家さんのアンソロジーは、本当に得した気分になる。「ひよこの眼」山田詠美、「掌のなかの海」開高健、「鮨」阿川弘之が特に好き。他もすべてよかった。人間って馬鹿だけど素敵やん、と某芸人さんみたいな事言いたくなる作品ばかりだった。「出口」尾辻克彦は迷作。くだらなくて好き。

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