物理学と神 集英社新書

池内了

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087201741
ISBN 10 : 4087201740
フォーマット
出版社
発行年月
2002年12月
日本
追加情報
:
18cm,253p

内容詳細

「神」の概念は、物理学の発展にどのような影響を与えてきたのか。古典力学から量子論、相対性理論、カオス理論、現代宇宙論まで、物理学の主要なトピックを「神の姿の変容」という切り口から面白く解説する。

【著者紹介】
池内了 : 1944年兵庫県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。同大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。名古屋大学大学院理学研究科教授。講談社出版文化賞、産経児童出版文化賞などの受賞歴がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たー さん

    タイトルから想像した内容とはちょっと違った。無理やり神だ悪魔だとこじつけた感あり。

  • 弥勒 さん

    物理という分野を神や悪魔とともに変遷してきた歴史を記述しながら、専門用語も噛み砕いて書いてあったのですごく分かりやすかったし、おもしろかった。また、宇宙論が主に書かれてあって、そこから、「科学によって得た知識はあくまで部分であり、未知の領域は大きく広がっている」という主張から、科学を盲目的に信ずる危険を示唆しいるようなところは特別な印象を受けた。科学についての興味がわいてきたので、これ以外の科学の本も読んでみようと思った。

  • 6 - hey さん

    科学史をかなり噛み砕いて紹介されています。 パラドックスの話が面白く、つい「そういえばなんで目の前の人においつけるんだ?」と真剣に考えてしまいました(笑)

  • くろほ さん

    着想が素晴らしい。物理学の変遷を「科学者たちが神をどう扱ったか」という切り口で捉えることで、難解そうな理論や学説がぐっと親しみやすく感じられる。アリストテレス自然学とキリスト教神学を無理矢理ひっつけたトマス・アクィナスは勿論、ニュートンもアインシュタインも量子論も宇宙論も皆、「神」という概念と無縁ではいられない。無限宇宙の可能性が叫ばれたり、経済にまで物理学者が手を伸ばしたりしている中、神は今どこでほくそ笑んでいるのだろう。「人間原理」や「宇宙定項」の後世の評価も気になる。物理学の全体像を掴みたい方に。

  • Z さん

    途中までは良かった。物理学の歴史を分かりやすくまとめる。一章、近代科学(デカルト主義)、アリストテレス、キリスト教の対立の整理。二章神に代わりラプラスの悪魔とマクスウェルの悪魔を出し、ニュートン力学と熱力学をさらっと説明するのは優れる。三章のパラドクスの整理もいい。四章からミクロ、原子以下の世界へ行き量子論。確率論の世界へ。そこから複雑系やフラクタルにいくが、テーマが多岐にわたって、それまでの明晰な調子が崩れた感がある。多分数学的に複雑な知識が必要なのを一般書籍でまとめる困難さによると思うが、後半だけ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

物理・科学・医学 に関連する商品情報

おすすめの商品