鉄の骨

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062158329
ISBN 10 : 4062158329
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
20cm,537p

商品説明

「次の地下鉄工事、何としても取って来い」
でも談合って犯罪ですよね?
謎の日本的システムの中で奔走する、若きゼネコンマン平太の行末は――。
会社がヤバい。彼女とヤバい。

次に出る大型入札案件は、2000億円規模の地下鉄工事。
この一番札が取れなければ……。

プロの読み手を唸らせた超弩級ドラマ
情と理がせめぎ合う白熱の談合ドラマ。池井戸潤は日本の企業小説を変革する。――香山二三郎氏
背負ってきた旧い体制を捨てて日本が生まれ変わろうとしている今、この本が出版されることに運命を感じる。――杉江松恋氏
驚愕のラストはさすが乱歩賞作家。多様な読み方ができる極上エンターテインメントだ。――西上心太氏
政官業の鉄の三角形に放り込まれた若く純なゼネコンマンの心に、あなたの心を重ねてみて欲しい。――村上貴史氏

内容詳細

「次の地下鉄工事、何としても取って来い」でも談合って犯罪ですよね?謎の日本的システムの中で奔走する、若きゼネコンマン平太の行末は―。

【著者紹介】
池井戸潤 : 1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。1988年、三菱銀行(当時)に入行。1995年、同行を退職。1998年に『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家デビュー。2007年に『空飛ぶタイヤ』が直木賞・吉川英治文学新人賞の候補に。近著『オレたち花のバブル組』は山本周五郎賞の候補になるなど注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「談合は必要悪なのか?」という話を掘り下...

投稿日:2010/01/13 (水)

「談合は必要悪なのか?」という話を掘り下げ、銀行・公務員・地検・政治そして建設業者から見た建設業の実態を非常に明確に表現していると思います。12人に1人は建設業に関する仕事をしているということで誰もが接したことがある話かもしれません。 私も、建設業に接点を持つ人間として、非常に耳が痛い話も出てきます。それだけ、リアルです。 是非とも直木賞受賞を願っています。

メタリック さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    談合問題を扱った作品。サラリーマンって辛いなぁと考えさせられながらも面白かった。

  • 再び読書 さん

    分厚さを感じさせない面白い本でした。今月は少し重い本が多かったので、すっきり痛快で心地よく読めました。まっすぐな平太がゼネコンの宿命の談合に巻き込まれていき、恋人の萌との間もギクシャクしていく。また母の知り合いである三橋との交わりも味わい深い。池井戸氏得意の銀行も萌の職場でもあり、一松組の融資に萌の先輩でもあり恋敵の園田が関わったり、人の絡みが魅力的に語られ、すかっとしました。しかし、尾形は食えませんね。よほどこの人の方がフィクサーのような気がします。

  • kazu@十五夜読書会 さん

    中堅土建業一松組現場主任から業務課へ移動になった平太が公共工事の談合に巻き込まれていく。大学の同級生で銀行員の彼女萌との心の変化が描かれる。萌にアプローチするエリートバンカーの傲慢さにイライラする。萌が自分を見失い背伸びして憧れ惹かれていく状況にやきもきした。会社の業務命令として疑問を持ちながらの談合の参加は建設業界が生き残る為の必要悪、公共工事の的確な予算より低い金額での落札が、裏で動く闇資金となり政治家、役人へ渡る。粗悪な手抜き工事・・・建設業界の問題点。萌の最後の決断にエールを送りたい。

  • 藤枝梅安 さん

    富島平太は信州・上田の出身。大学を出て中堅ゼネコンに就職し、建設現場で監督をしている。ある日、突然、現場から本社業務課に異動を命ぜられたところから物語が始まる。地下鉄工事、官製談合、付き合っていた彼女とのすれ違い、郷里の母の病気など、次々と問題が浮上し、右往左往する平太。銀行とゼネコン、エリートとたたき上げ。いくつかの対立軸を用意し、非常にわかりやすいドラマに仕上がっている。枚数の割りに読みやすかったが、その分、読後感もアッサリした感じ。もう一ひねり欲しい。

  • しろいるか さん

    ゼネコンによる談合を描いた物語。「相互扶助」「必要悪」の大義名分のもと、フィクサーの元に日参するゼネコン幹部達、政官財の癒着などの描写はもはやフィクションと思えないほどリアル。マネーロンダリングの巧妙さも実際模倣されないか心配(笑)平太の彼女・萌の計算している感じや園田の人を見下した態度にはいちいちイラッとした。ところでこの三角関係的なくだり本筋に必要だった?先輩社員の西田、普段はちゃらけてても仕事となると誇りと責任を持ってる感じがカッコ良かった。ラストまでどうなるかわからない展開も楽しめた。

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。’98年『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、’11年『下町ロケット』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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