ルーズヴェルト・ゲーム

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062173766
ISBN 10 : 406217376X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
追加情報
:
440p 19cm(B6)

内容詳細

「一番おもしろい試合は、8対7だ」野球を愛したルーズヴェルト大統領は、そう語った。監督に見捨てられ、主力選手をも失ったかつての名門、青島製作所野球部。創部以来の危機に、野球部長の三上が招いたのは、挫折を経験したひとりの男だった。一方、社長に抜擢されて間もない細川は、折しもの不況に立ち向かうため、聖域なきリストラを命じる。廃部か存続か。繁栄か衰退か。人生を賭した男達の戦いがここに始まる。

【著者紹介】
池井戸潤 : 1963年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部・法学部法律学科卒。1998年、『果つる底なき』(講談社文庫)で第44回江戸川乱歩賞、2010年、『鉄の骨』(講談社文庫)で第31回吉川英治文学新人賞、2011年、『下町ロケット』(小学館)で第145回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️池井戸さんハズレなし。流石です。金融物にしては変わった題名だと思っていましたが、もの凄く進化したパターンの作品で金融物と野球のハイブリッドでありました。力がある物が理不尽な闘いを弱い物に仕掛けるのはおなじみの流れの話ですが、この下克上のプロセスが毎回堪りません。こうやって書いてみると何だか水戸黄門や暴れん坊将軍好きな人と変わらないような気も少ししますが、違うと思いたいです。皆さんにオススメします。

  • 大地 さん

    下町ロケットのような中小企業の大逆転劇+社会人野球という2つの要素が見事に融合し、文句なしの面白さ!!ハラハラどきどきの展開で、お決まりのような終わり方だが、安心して読める安定感。スポーツの要素もあるので、思わず熱くなってしまった。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    野球は人生に例えられることが多いスポーツですけど、【アマ以上、プロ未満】という微妙な立ち位置にいる実業団野球の選手の人生模様を、ビジネス小説の枠組みで描いた作者の慧眼には恐れ入りました。市場の変化に伴いコストダウン競争、人員整理、M&Aなどを視野に入れながら経営者は難しい舵取りを迫られます。わずかなチャンスに賭けて活路を拓いていくビジネスマンたちの姿を、野球ゲームの場面とリンクさせていく手法は、ヒリヒリするような緊迫感を味わえます。タイトルの『ルーズヴェルトゲーム』の意味はクライマックスを読んで納得。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    初めて読んだ池井戸作品。社会人野球で実際にありそうな話で面白かった。

  • hiro さん

    池井戸作品は『下町ロケット』に続き2作目。この作品は、創業者から引き継いだ社長が率いる技術力を持った中堅メーカーが、業績悪化のためリストラを断行中、メリットのない合併話に持ちかけてきたライバル企業に立ち向かっていくところに、野球部の存続を絡めた話。『下町』のロケット根幹技術の特許をもとに、技術者として一度は夢破れた社長が率いる中小企業が大企業に立ち向かう話と似た話で、またエンディングも読めてしまうが、社会人野球を絡めたところが新鮮だった。440ページの作品だったが、面白くて一気に一日で読んでしまった。

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人物・団体紹介

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。’98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、’11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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