ノーサイド・ゲーム

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478108376
ISBN 10 : 4478108374
フォーマット
出版社
発行年月
2019年06月
日本
追加情報
:
406p;19

内容詳細

池井戸潤最新作!2019年7月放映、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS日曜劇場)の原作。
経営戦略室から左遷された男が挑む――。低迷ラグビー部を“経済的に”立て直せ!

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修羅場はいくつも経験してきたが、君嶋の経...

投稿日:2021/04/11 (日)

修羅場はいくつも経験してきたが、君嶋の経験ではその多くが心配しても始まらないものばかりだった。肝心なことは全力を尽くすことであり、あとは天命を待つしかない。 「プロとか、そんなことは関係ない」君嶋はいった。「大事なのは、どうあるべきかを正しく判断することだ。誰でもわかる当たり前のことなんだよ」しばしの沈黙の後、多英はこたえた。「だけど、その当たり前のことが難しい。それがわかるのは、君嶋さんの才能だと思います。 部下の手柄は自分の手柄。部下のミスは部下のミス−格好いいです。面白くてさっさと読み終わりました。

serena26 さん | 愛知県 | 不明

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池井戸さんの作品が好きでたくさん読んでい...

投稿日:2021/03/15 (月)

池井戸さんの作品が好きでたくさん読んでいます。いつもよりシンプルですが勧善懲悪のストーリーは健在ですし作中の言葉「逃げ回るより挑戦する方が簡単だ」に自分の今を重ねあわせ納得させられました。

aozo さん | 鳥取県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    面白い。もはや安定の池井戸印。都合が良すぎる新監督の登場や、スタープレーヤーの発掘、劇的に伸びすぎる動員数などなど、話が上手すぎて、普通は白けるところなのに、ちゃんと"アツい展開"に転化出来ている。スポーツの描写も、第二のお家芸としてすっかり定着し、最後の試合なんかはかなり熱くなった。ここをレナ視点で読ませるあたりが上手。こういう真摯なファン目線を入れることで、そしてほんのりロマンスの可能性も匂わせることで、ラグビーのルールを知らなくても、全く作品の良さは損なわれないように作られている。

  • ヴェネツィア さん

    実に痛快かつ爽快な小説である。今回は実業団ラグビーの世界を舞台に展開するのだが、主人公の君嶋隼人は半沢直樹にきわめてよく似ている。だからつまらないというのではなく、むしろそこがいい点でもある。したがって、基本的にはラグビーの物語でありながら、企業人の物語としての側面も持っている。"one for all, all for one"などは日本のラグビー界だけの言葉だといいながらも、結局はラグビーの持つパワーと清々しさが物語の基調になっていたりもする。また、君嶋のとる方法は、奇を衒うものからは遠く⇒

  • starbro さん

    池井戸 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。ドラマ放映期間中に読めました。 https://www.tbs.co.jp/noside_game_tbs/ ラグビーのワールド・カップとドラマのタイアップ小説かと思いきや、ドラマとかなり設定が違う正統派企業スポーツの感動作でした。主人公のキャスティングは、大泉 洋ではないと思います。下町ロケットの吉川 晃司とかの方が、まだ良いのではないでしょうか?妻役の松 たか子は、原作では一切出てきません(笑)

  • ウッディ さん

    経営企画室から工場の総務部長に左遷された君嶋は、会社のお荷物となっていたラグビー部のゼネラルマネージャーとなり、チームを立て直す。ドラマを観て、ストーリーや結末はわかっているのに、池井戸さんの小説はなぜか心が熱くなり、涙が溢れてしまう。ワンチームそしてノーサイドの精神は、熱い企業戦士たちの生き方に近く、こんな風に仕事をしたいと憧れます。アストロズのメンバーが裏切り者の里村にエールを送る場面は、痺れました。ワールドカップの余韻が残るこの時期に読めたのも良かった。やっぱり池井戸小説、だいすきです。

  • Tanaka さん

    ラグビーはほぼ分からないけど、池井戸さんの作品は読みやすくて良い

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人物・団体紹介

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。’98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、’11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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