シャイロックの子供たち

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163246307
ISBN 10 : 4163246304
フォーマット
出版社
発行年月
2006年01月
日本
追加情報
:
19cm,305p

内容詳細

たたき上げの副支店長、社内恋愛中のOL、お調子者の課長代理…。出世のため、家族のために奮闘する行員たち。現金紛失事件をきっかけに支店内に不穏な空気が立ち込め、そして1人の男が失踪した。

【著者紹介】
池井戸潤 : 1963年岐阜県生まれ。慶応義塾大学卒。98年『果つる底なき』(講談社)で江戸川乱歩賞、2010年『鉄の骨』(講談社)で吉川英治文学新人賞、2011年『下町ロケット』(小学館)で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    随所に池井戸さんらしさを見せるが、最後が珍しくモヤっとする。それでも十分に面白い。

  • koba さん

    ★★★☆☆

  • 冴子 さん

    読メ友に勧められて、やっと届きました。メガバンクの小規模支店を舞台にした別々な話かと思いきや、全体で1つの事件が繋がって見えてくる。池井戸作品は何度読んでも息子を銀行員にはしたくないものだと思う(既に社会人だから関係ないけど)。こんないやな上司が何故出世するのかも理解できないし、出世を諦めれば楽しく仲間と和気藹々にやっていける、というのもなんだかなぁ。今でもメガバンクに高卒って採用されてるの?

  • えむ さん

    シャイロックはシェイクスピアの「ヴェニスの商人」に登場する悪辣、非道、強欲な金貸し。つまりシャイロックの子供たち=銀行に勤める悪い奴ら(九条支店長、古川副支店長、滝野代理、検査部黒田次長等)。現金の不足を補填、架空融資、いけません。不正は暴かれます。また銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さを描いている。池井戸さんらしい作品ですが、ラストは謎ですね。2014-91。1000

  • Nobu A さん

    池井戸潤著書15冊目。06年刊行。先日読了の「七つの会議」を彷彿。刊行年を調べると前著は16年。得心。本書の後に洗練された前著に繋がるのかと。前著同様に銀行一支店に関わる行員の人間模様を描いた稀有な作品。複数の坐作進退と情緒纏綿の描写は簡単ではないはず。緻密な構成と精緻な物語展開が成せる技。他方、隙間時間に読み進め何度も閉じたのもあり、登場人物の多さが仇になったような。それもあってその後簡素化されたのかも。行員が殺人を犯していたらやり過ぎだと思ったが、疑問を残す結末も現実性が高まり好み。タイトルが粋。

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で直木賞、23年『ハヤブサ消防団』で柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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