アキラとあきら 徳間文庫

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198942304
ISBN 10 : 4198942307
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
追加情報
:
713p;15

内容詳細

零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗(あらが)って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――。いきなり文庫で登場!

【著者紹介】
池井戸潤 : 1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞、作家デビュー。『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞を、『下町ロケット』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • W-G さん

    新人研修での彬と瑛の対決や、彬が銀行を辞めるシーン、ラストの稟議にいくまでの二転三転と、要所要所でグッとくる場面があり飽きさせない。難点は、最初は瑛と彬視点が交互に入れ替わっていたものが、、途中からは完全に彬サイドの物語メインになり、瑛の再登場が物語も大詰めになってからという点。その間の瑛の体験がオミットされ、なんかスーパーマン然とした存在になってしまい、感情移入の度合いが削がれる。『アキラとあきら』というタイトルの対比も意味を為さなくなっているような。なぜもっと早く本にしなかったのかが一番の謎。

  • starbro さん

    池井戸潤は、新作中心に読んでいる作家です。図書館の予約に出遅れた訳ではないですが、文庫本ということもあり、ようやく読めました。面白く読みましたが、お蔵入りされていた作品(書かれたのは10年近く前)のせいか特に前半部分が冗長に感じました。メインのアキラとあきらの絡みが少なく、悪役(ヒール)があまり魅力的でなかったのもマイナスかも知れません。

  • Yunemo さん

    境遇の全く異なる二人の「瑛と彬」の30年。子供の眼で見た経営とは、で始まる経営学の小説版かな、との想いで読み始め。現実の理不尽さを見せつけられた少年時代の瑛、恵まれた日々ながらも運命に嫌悪感をもっての彬、それぞれが時を経て同期生として産業中央銀行での出会い(半沢が所属していたんだ)。たぐいまれな才能を持つ二人に度肝を抜かれ。2人主人公でありながら互いの信頼感を軸に、周りを囲む関係者にも繋がれていく様、読んでて納得感が。著者得意分野の銀行、バンカーとしての矜持をまざまざと見せつけられて、深々とタメ息ばかり。

  • ミカママ さん

    同族企業とバブル期に流行ったリゾート施設(モデルはあそこか?)立て直しを縦軸に、ふたりの「あきら」の友情を横軸に描いた、池井戸節キレッキレの作品。バブル景気、そして当時企業審査の経験のある私には、思い入れもまた格別で。伏線の回収もすばらしいじゃありませんか。ラスト国道129号線から134号線に続く道を、あきら、キミとキミの家族といっしょに見ていた気がするよ。

  • bunmei さん

    ドラマ化されるのを機に、いきなり文庫本で発刊された池井戸ワールド全開のバンカーストーリー。父が経営していた会社の倒産を経て這い上がってきた瑛と大手海運会社・東海郵船の御曹司の彬。全く境遇の違う2人が産業中央銀行に入行し運命的な出会いを果たす。入行当時から一目を置かれる中、担当する零細企業の倒産や東海郵船の危機など様々な試練が立ちはだかる中、「金は人のために貸せ」この言葉の意味の重みを2人がどう判断し、決断していくのか。 バンカーとして、人としての成長や生き様を読者に投げかけてくる長編小説です。

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。’98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、’11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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